3連勝のガンバが暫定ながら降格圏を脱出!清水を2-1で下し14位に浮上

2018年09月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

G大阪は今季初の3連勝!

勝点3を獲得したG大阪。宮本体制下では4勝3分け3敗と勝ち越している。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ27節]清水1-2G大阪/9月21日/アイスタ
 
 J1リーグ27節の清水エスパルス対ガンバ大阪が21日、IAIスタジアム日本平で行なわれ、アウェーのG大阪が2-1で勝利した。G大阪は今季初の3連勝。暫定ながら14位に浮上し、J2降格圏を脱出した。
 
 試合が動いたのは開始早々の1分だった。右サイドを抜け出した小野瀬康介が低いクロスを上げると、中央でマークを外したファン・ウィジョが右足で合わせる。シュートはバーに当たって撥ね返ったが、猛烈に回転したボールがゴール方向にバウンドし、清水DFのクリアも間に合わずにネットを揺らした。
 
 さらにG大阪は26分、左サイドを突破してエリア内に侵入した倉田秋がグラウンダーのクロスを送り、小野瀬がワンタッチしてコースを変える。そこに待ち構えていたのは、またもファン・ウィジョ。左足で合わせて2点目をねじ込んだ。
 
 一方の清水は前半の終盤に盛り返し、44分に右からクロスを巧みなトラップで止めた北川航也が、エリア内で反転シュートを放ったが、惜しくも左へ外れた。
 
 後半は、清水がドウグラスのキープ力を活かして攻撃の圧力を強める。70分頃には3バックに布陣を変更。このシステムチェンジでG大阪守備陣の動揺を誘うと、76分にドウグラスのヘッドでの落としに反応した北川が完全にマークを外し、GKとの1対1を制して反撃の狼煙を上げた。
 
 清水はその後も猛攻を続け、82分にはオーバーラップした立田がポスト直撃のミドル。直後のFKで途中出場のクリスランが左足を振り抜き、続くCKのこぼれ球から北川がシュートを狙ったが、ゴールには至らない。さらに、アディショナルに放った村田和哉のミドルもポストに嫌われ、2点目を奪えないまま終了の笛を聞いた。
 
 終盤の猛攻が実らなかった清水は連勝ならず。対するG大阪は、なんとか逃げ切ったが、終盤の試合運びに課題を残すゲームとなった。

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