チェルシー退団のランパードがアメリカへ。ニューヨーク・シティでビジャとチームメイトに

2014年07月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チェルシーは心の大部分を占める。でも、新たなチャレンジだ」

かねてからの噂どおり、MLS行きを決めたランパード。36歳、ニューヨークが現役最後の地となるだろう。 (C) Getty Images

 13年間所属したチェルシーを契約満了で退団したフランク・ランパードが、MLSニューヨーク・シティと2年契約を結び、アメリカ行きを決めた。
 
「ニューヨークはすべての条件が整っている。エキサイティングだね。チェルシーはこれからも僕の心の大きな部分を占めるだろう。でも、これからは新たなチャレンジだ。このクラブは長期的なビジョンを持っている。それに関わりたいと思ったんだ。自分自身もずっと挑戦していたいし」
 36歳のランパードはそう入団の決意を述べた。
 
 ニューヨーク・シティは、プレミアリーグのマンチェスター・シティが所有する新設クラブで、MLSに参戦するのは2015年シーズンから。それまでの約半年間、ランパードはどこかのクラブにレンタルで所属するか、イングランドに残ってトレーニングを続ける予定だという。
 
 元スペイン代表のFWダビド・ビジャも今夏、ニューヨーク・シティと契約し、クラブ始動までの半年間は、オーストラリアAリーグのメルボルン・シティにレンタル移籍してプレーすることが決まっている。
 
 ランパードはチェルシーでの13年間で3回のプレミアリーグ優勝、1回のチャンピオンズ・リーグ優勝を経験。通算649試合に出場し、チェルシーのクラブ記録となる211ゴールを決めた。
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