「若き才能が光り輝く!」スペイン日刊紙が初陣勝利の森保ジャパンを手放し称賛!

2018年09月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「コスタリカは日本の引き立て役となるばかりだった」

若手だけでなく、28歳で初キャップを刻んだこの佐々木(4番)のように、国内の実力者も台頭。定位置争いは面白くなっていきそうだ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 言うなれば、望外のハイパフォーマンスだった。
 
火曜日のコスタリカ戦で3-0の快勝を収め、初陣で見事白星を掴んだ森保ジャパン。海外メディアの多くがそのパフォーマンスを称えるなか、スペインの日刊紙『La Vanguardia』も"デビュー戦"を褒めちぎった。
 
 スペイン国内だけでなく、中南米のスペイン語圏にも多くの読者を持つ同紙は、「ニューバージョンの日本が3-0でコスタリカを屈服させる」と銘打ち、その電子版でマッチレポートを掲載。以下のように論じている。
 
「大阪の観衆に活気づけられ、若き才能たちが光り輝いた。コスタリカは金曜日に0-2で韓国に敗れており、暫定監督のロナルド・ゴンサレスはこれ以上恥をかくわけにはいかない。相応のモチベーションでアウェーゲームに臨んだが、日本の引き立て役となるばかりだった。イヌイ(乾貴士)、カガワ(香川真司)、シバサキ(柴崎岳)らワールドカップ戦士たちのいないチームに対してだ」

 
 試合を通して主導権を握っていたのは日本だ、と断言。16分にオウンゴールでホームチームが先制して以降は、「ボール支配で上回り、攻守両面でコスタリカを圧倒していった。中米の代表チームは散発のカウンターで活路を見い出そうとしたが、それも徐々に鳴りを潜めた」と伝えた。

 さらに、「後半はとりわけナカジマ(中島翔哉)とドウアン(堂安律)の動きが際立ち、攻撃を牽引していた。ハジメ・モリヤス(森保一監督)は活きのいい選手をどんどん投入してコスタリカを振り回し、ミナミノ(南野巧実)とイトウ(伊東純也)の鮮やかな2得点で突き放したのだ」と締めくくっている。
 
 以前なら、日本で行なわれる親善試合が欧米で広く報じられることは少なかった。だが世界の多くの有力メディアが、新生日本代表の初陣となった今回のコスタリカ戦をレポートしている。やはりロシア・ワールドカップでのインパクトが大きかったか。これもまた、新たなひとつの発見だ。

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