「祝福のメッセージもくれた」 モドリッチ、UEFA最優秀選手賞をめぐるC・ロナウドとの関係悪化を否定!

2018年09月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「個人賞より集団の方がもっと大事だ」

今後も、FIFA最優秀選手賞(2人ともノミネート)、バロンドールと、個人タイトルを争うであろうモドリッチとC・ロナウド。写真は昨年のクラブワールドカップの表彰式。 (C) Getty Images

 騒ぐ周囲とは違い、本人たちは良好な関係を保っているようだ。
 
 レアル・マドリーに所属するルカ・モドリッチが、昨シーズンまでのチームメイトで、今夏にユベントスへ移籍したクリスチアーノ・ロナウドとの関係について、「問題はない」と述べた。
 
 モドリッチは先日、UEFAの年間最優秀選手賞を受賞したが、一部からはチャンピオンズ・リーグでマドリーの3連覇に貢献したC・ロナウドが選出されなかったことを批判する声も上がった。
 
 C・ロナウドの代理人であるジョルジュ・メンデスは、モドリッチの受賞を「バカげている」と評した。ユベントスのジュゼッペ・マロッタCEOも、「自分ならC・ロナウドに投票した」と話している。
 
 授賞式にC・ロナウドが姿を見せなかったことも議論を巻き起こした。マロッタCEOは「本人の決断を尊重する」と述べたが、式に出席してモドリッチを祝福すべきだったとの声も少なくない。
 
 だがモドリッチ本人は、C・ロナウドとの関係に亀裂は生じていないと述べている。
 
 スペイン紙『Marca』によると、モドリッチ本人は「彼とは良い関係だよ。受賞を祝うメッセージを送ってくれた。また会いたいってね」と、C・ロナウドから連絡があったことを明かした。
 
「僕はクリスチアーノとうまくやっているし、それは今後も変わらない。何も変わらないよ。個人賞は大事なものだ。だけど、集団の方がもっと大事なんだよ」
 
 モドリッチとC・ロナウドは、FIFAの年間最優秀選手賞でも最終ノミネートにリストアップされた。モドリッチは「嬉しいよ」と続けている。
 
「(代表チームの)選手たちや監督たちが決める賞だ。どうなるか、様子を見よう」
 
 ロシア・ワールドカップでクロアチアを主将として牽引し、初の決勝進出に貢献したモドリッチは、FIFAの年間最優秀選手賞でもC・ロナウド(とモハメド・サラー)を抑えて栄冠を手にできるだろうか。
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