マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、自身のインスタグラムで"最愛の人"との別れに対する、エモーショナルな心の内を吐露した。

　今シーズン、負傷で出遅れたものの、マンチェスター・Uで公式戦３試合に出場しているサンチェス。しかし、いまだ無得点と、お世辞にも良い出足とは言えないスタートを切っている。

　もしかするとその要因は、最愛の女性との破局による心理的影響があるのかもしれない。

　サンチェスは今月５日、約１年に渡って交際してきたチリ人パートナーのメイテ・ロドリゲスさんとの別れを、自身のインスタグラムで報告している。

　チリで女優やタレントして活動していたロドリゲスさんと、昨年７月から交際を続けていたサンチェス。彼のSNSには、彼女との２ショット写真がたびたび公開され、仲睦まじい様子が伝わってきた。

　しかし、サンチェスは今年に入ってから二人の関係を表わす写真を全て削除。そして、今月５日、インスタグラムに、悲しげなラブソングをBGMにし、二人の写真が次々と流れる動画を掲載し、最後に次のような言葉を記した。

「君との出会いは美しいものだったし、素晴らしい時間も共有できた。二人で一緒に過ごした時間が、この世界で最高に素晴らしい時だったらいいなと思う。だけど、僕たちはそれぞれの夢を求めて自分の道を歩むことに決めたんだ。

　君が幸せで、君の心が汚されないことを願っているよ。カルマが僕のパートナーの自尊心を呪うことはない」

　これにロドリゲスさんも呼応するかのように、「愛と敬意の名の下に、私たちは関係を終わらせ、互いに別々の人生を歩むことにしました。今は、二人が幸せになれるように期待しているわ」と、自身のSNSでコメントしている。

　これを見たマンチェスター・Uファンからは、「アレクシス、大丈夫だ。これで君は自由になれたんだ」「よし、プレーに集中してくれ」「またすぐに出会えるさ」といった同情や励ましの書き込みが、彼のSNSに寄せられた。

　彼女と別れを迎え、新しい人生を歩む決断をした29歳のチリ代表FWは、残りのシーズンでいかなる活躍をするのか？　そのプレーぶりからは目が離せない。