乾貴士、ベティス指揮官に「君は日本では“イケメン”と見られているか?」と問われ…

2018年09月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

ユーモアあふれるやり取りにチームメイトも爆笑!

先日行なわれたテストマッチで、乾は76分から途中出場。ベティスが4-0で快勝している。 (C) Getty Images

 リーガ・エスパニョーラのベティスに新加入し、開幕後3試合すべてに出場している乾貴士。スペインで"最もアツい"といわれるセビージャのダービーマッチでは、スペイン紙『Marca』が「偉大な股抜き」と評した巧みなトラップで相手DFをかわし、右足を振り抜く鋭いシュートをみせて、地元紙からも高い評価を受けた。

 開幕前から、チームに馴染みすぎていると話題になった乾だが、このたび、キケ・セティエン監督とのやり取りが注目を集めている。スペイン紙『AS』はセティエン監督が乾に、「君は、日本だとハンサムと見られる? それともブサイク?」と尋ねる様子を動画付きで紹介している。

 問いかけられた乾は、チームメイトのロレン・モロンの助けを借りながら、「ハンサム」と回答。するとセティエン監督は、「ハンサムの中でも、すごくハンサムと思われている?」と重ねて質問。乾は、ブンブンと首を縦に振って肯定した。

 その答えに監督は、不可思議そうに首を傾げる。乾が「なぜそんなリアクション?」と逆質問すると、監督は「日本の美しさの基準がよく分からない」。これに、乾らは爆笑! そして、再び「若い女の子たちも、君をイケメンだと思っているんだな?」という問いかけに、乾は「そうだよ!」と笑いながら返した。

『AS』はこの様子を、「ベティスにおけるイヌイの笑いは止まらない! ベティスの"テクニシャン"日本人プレーヤーとロレン、そしてセティエン監督の面白い会話をキャッチ。これは、決して無駄なことではない」と楽しげに伝えている。

 また、スペインの放送局「LaSexta」は「ベティスには、開幕前からのいい雰囲気がまだ残っている。セティエン監督と日本人プレーヤーのユーモアあるやり取りは、それを証明している」と報じ、まだスペイン語でのやり取りが完全にできないなかでも「乾のコミュニケーション能力は笑いに満ちている」と続けた。

 ベティスは15日(現地時間、日本時間23時15分)、強豪バレンシアとの一戦を控えている。監督との良好な関係が窺える乾の出番は、期待できるだろうか。

次ページ【動画】「どうしてそこで首を傾げるの?」と乾が逆質問

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