「勝っても負けても同じ」「ペップも満足していない」 低調ザネにドイツ代表の先輩クロースが喝!

2018年09月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「全てを備えた選手だけど…」

ザネ(左)の好調時の良さを知るだけに、クロース(右)の期待は大きくなり、また要求も多くなる。 (C) Getty Images

 マンチェスター・シティのレロイ・ザネは昨シーズン、プレミアリーグの年間最優秀若手選手に選ばれた。だが、ドイツ代表の先輩は、ザネがさらに上にいくために、まだ足りないものがあると感じているようだ。
 
 ロシア・ワールドカップの最終メンバーから漏れたことで世界を驚かせたザネは、今週から始まる6日から始まるUEFAネーションズ・リーグに向けて、ドイツ代表に復帰した。だが、所属のシティでは今シーズン、プレミアリーグで30分しかプレーしておらず、4節のニューカッスル戦ではベンチからも外れている。
 
 そんなザネについて、レアル・マドリーに所属するトニ・クロースが、「レロイのボディーランゲージからは、勝っても負けても全く同じという感じを受ける時がある」と、厳しいコメントを残したことを英紙『Guardian』が伝えている。
 
「彼は、ボディーランゲージを改善すべきだ。ワールドクラスになるために必要な全てを備えた選手だけど、もっと良いパフォーマンスをすべきと言わなければならない時がある」
 
 クロースはさらに、「昨シーズンはファンタスティックだったけど、今はペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)が同じ問題を抱えている」と、シティでもザネの姿勢が問題視されていると指摘した。
 
「ペップはザネのベストを引き出そうとしている。もっと良いパフォーマンスができるようにね。それができれば、彼は本当の武器となる。特に僕らにとっては、クオリティーのある選手なんだ。でも、今の代表でのパフォーマンスにペップは満足していなかったのだろう」
 
 22歳と若いザネは、ここからさらに一皮剥けることができるか。クロースの発破は、そのための鍵を握っているのかもしれない。
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