FC東京と鳥栖は0-0ドロー。巧みなポストワークに絶妙スルーパス…F・トーレスは随所に魅せるも不発

2018年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポストプレー、オフザボールで上手さを見せたF・トーレスだが…

チャン・ヒョンスを背にボールを要求するF・トーレス。写真:田中研治

 J1リーグは9月2日、味の素スタジアムで25節のFC東京対サガン鳥栖の一戦が行なわれ、0対0の引き分けに終わった。

 試合はともに両チームのアタッカーがゴールに迫るものの、決め手に欠く展開。ホームのFC東京はスピードスターの永井謙佑が快足を活かして前線をかき回し、ディエゴ・オリヴェイラ、東慶悟らが果敢にフィニッシュへ持ち込むもゴールには至らず。一方の鳥栖も、元スペイン代表のフェルナンド・トーレス、金崎夢生を軸にスピーディな攻めを見せるが、東京守備陣の堅守に阻まれ得点は奪えない。

 F・トーレスは随所にポストワークの巧さ、クロスへのタイミングの良い飛び込みを見せるが、チャン・ヒョンス、森重真人のタイトな守備にゴールを割るには至らない。終盤の88分にはボールキープから縦に抜けた藤田優人へ絶妙な浮き球のスルーパスを通すが、これもゴールにはつながらない。

 結局、90分を通じてともに得点を奪えず、試合は0対0のスコアレスドローで決着。互いに勝点を1ずつ上積みし、FC東京は勝点を42、鳥栖は同26とした。
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