ACL、鹿島が初の4強へ前進! L・シルバ&セルジーニョの豪快弾2発で天津を撃破!!

2018年08月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

助っ人ふたりの豪快弾で勝負を決める

先制点を奪ったレオ・シルバ。攻守両面で存在感を見せた。写真:徳原隆元

 アジア・チャンピオンズリーグは8月28日、鹿島アントラーズ対天津権健の準々決勝第1戦が県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、鹿島が2対0で勝利を収めた。

 鹿島はスタメンにDF内田篤人を起用。7月28日のガンバ大阪戦以来、約1か月ぶりの公式戦スタメン起用となった。GKにはクォン・スンテ、DFは右から内田、チョン・スンヒョン、犬飼智也、山本脩斗と並び、中盤はボランチにレオ・シルバと三竿健斗を起用。両翼は左に安西幸輝、右に遠藤康、2トップにはセルジーニョと鈴木優磨が入った。

 立ち上がりからボールを支配したホームの鹿島は、再三ゴールに迫るが決め手に欠く展開が続く。試合が動いたのは0-0で迎えた60分、鹿島は山本のクロスから遠藤が頭で落とし、これをL・シルバが右足ダイレクトで振り抜くと、鋭いシュートがゴールネットを揺らした。鹿島が先制に成功する。

 さらに鹿島は72分、今夏新加入のセルジーニョが敵陣中央でボールを受けると、左足を一閃。豪快なミドルシュートが天津ゴールに突き刺さった。鹿島がセルジーニョの移籍後初ゴールで、2対0とリードを広げた。

 鹿島はその後、元ブラジル代表FWのパトを擁する天津権健の猛攻をGKクォン・スンテを中心とした堅守で凌ぎ、このまま2対0でタイムアップ。鹿島が第1戦を制し、初の4強入りへ一歩前進した。

 第2戦は、9月18日に天津のホーム・天津奥林匹克中心体育場で行なわれる。

【ACL 鹿島 2-0 天津権健 PHOTO】内田が先発出場で躍動。ブラジル人コンビの得点で鹿島が第1戦をモノにする
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