「まだ完璧ではないけれども…」レスター指揮官が岡崎慎司のカップ戦先発を示唆!

2018年08月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

出場停止のヴァーディーに代わって9番の位置に

3節サウサンプトン戦では終了間際に投入されて今季初出場。その直後にレスターは決勝点を挙げており、言わば幸運を呼び込んだ。(C)Getty Images

 現地時間の8月28日にイングランド各地で行なわれるのが、リーグカップにあたるカラバオカップの2回戦だ。岡崎慎司を擁するレスター・シティの相手は、3部のフリートウッド・タウンである。
 
 3節を終えたプレミアリーグでレスターは2勝1敗の勝点6。現在7位に付けており、シーズンの滑り出しとしてはまずまずだろう。足首の怪我で出遅れていた岡崎は開幕2戦こそベンチ外だったが、3節サウサンプトン戦でメンバー入りを果たすと、終了間際にピッチに投入されて今シーズン初出場を果たした。わずか数分の短い時間ながら、軽快な動きを披露したのだ。
 
 レスターの地元紙『Leicester Mercury』はフリートウッド・タウン戦に向けて、クロード・ピュエル監督がターンオーバーを採用し、大幅なスタメン変更を敢行すると予想。怪我が癒えた岡崎が先発を飾り、出場停止のジェイミー・ヴァーディーに代わって「背番号9(CF)のポジションに配置されるだろう」と見込んでいる。
 
「プレミアリーグで出場機会を得ていない選手がスタメンに名を連ねるはずだ。ピュエルは保有するすべてのスカッドを戦力と考えており、これからもさまざまなコンビや組合せをテストする予定で、カラバオカップはそのスタートとなる。なかでもオカザキに関しては、慎重に状態をチェックしてきた。サウサンプトン戦の動きに大きな問題がなかったため、きっとゴーサインを出すはずだ」

 
 指揮官は試合前日会見で、岡崎についてこう話している。
 
「ワールドカップで足首に負った怪我は、まだ完璧に治ったわけではないと思うが、少しずつシンジは本来のコンディションを取り戻しつつある。火曜日の試合に出場可能なのは間違いないし、またピッチで彼がプレーする姿を見られるのは私にとっても嬉しい限りだ。ずっとひとりで、黙々とトレーニングをこなす光景を見てきたわけだからね。着実にフィットへと近づいているよ」
 
 格下相手のゴールラッシュも期待される一戦で、4-2-3-1システムの頂点に据えられるだろう岡崎。しっかり結果を叩き出して、リーグ戦での巻き返しにも繋げたいところだ。
 
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