浦和のオリヴェイラ監督が主審を痛烈批判「名古屋にはジョーだけでなく、ニシムラという良いFWがいた」

2018年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「名古屋が点を取るまでFKを与え続けたという印象でした」

オリヴェイラ監督は「我々のほうがよりはっきりとした決定機を作っていた」とも語った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ24節]名古屋4-1浦和/8月26日/豊田ス

 1-4で敗れたJ1リーグ24節の名古屋戦後、浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督が主審を痛烈批判した。
 
 試合後のフラッシュインタビューに応じた同監督は、「名古屋にはジョーだけではなく、ニシムラという良いFWがいました。彼には9番が似合うかもしれません」と西村雄一主審を名指ししたうえで、「ジョーだけでも非常に難しい相手なのに、名古屋の得意なところでFKを与えようと決めていたかのように同じところで笛を吹いていました。私たちの武藤が倒されても笛は鳴りませんでしたし、すべてが逆に吹かれていたような気がします。名古屋が点を取るまでFKを与え続けたという印象でした」とまくし立てた。
 
 浦和はこの試合で22分にオウンゴールで先制しながらも、29分にPKを与えて同点にされ、44分にはFKから逆転弾を叩き込まれた。いずれもセットプレーからの失点だっただけに、オリヴェイラ監督も悔しさを抑えられなかったのだろう。
 
「今日の試合は浦和のほうがより多くのチャンスを作っていました。名古屋も良い戦いを見せたので、それが勝利につながったと思いますが、我々のほうがよりはっきりとした決定機を作っていたと思います」
 
 オリヴェイラ監督がそう振り返ったとおり、攻撃面の出来は悪くなかった。とはいえ、結果的に1ゴールしか奪えず、守備が崩壊して4失点を喫している。浦和はここ2試合で7失点。いずれにせよ、守備の再建は急務と言えるだろう。
 
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