バルサ経由の久保建英がイニエスタの前でJ1初ゴール!! 横浜が17歳の決勝点で神戸に勝利!

2018年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半は存在感を示せなかったものの後半に輝きを放つ!

久保がついにJ1リーグ初ゴールを決めた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグ24節のヴィッセル神戸対横浜F・マリノスの一戦がノエビアスタジアム神戸で行なわれ、横浜が2対0で神戸に勝利した。

 神戸は注目の元スペイン代表のアンドレス・イニエスタ、元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキが先発。さらに、ブラジル人FWウェリントン、韓国代表GKキム・スンギュ、カタール代表DFのアフメド・ヤセルと外国籍選手5人が先発した。一方の横浜は久保建英が、移籍後リーグ初先発を果たした。

 試合は立ち上がりから手堅い試合運びを見せ、ともにゴールは遠い展開。それでもイニエスタは時折キラリと光るプレーでスタンドを沸かせる。

 久保は味方からパスを引き出すものの、神戸守備陣の堅守に阻まれシュートまでは持ち込めない。前半は山中亮輔の鋭いクロスなどでチャンスを作った横浜がやや優勢に試合を進めた。

 試合は後半、神戸は左サイドバックの橋本和に代えて、タイ代表DFのティーラトンを投入。これで神戸は、Jリーグ史上初めて外国籍選手を6人同時にプレーさせることとなった。

 そしてゲームの均衡を破ったのはアウェーの横浜。17歳の久保についに待望の一発が生まれる。56分、右サイドの松原健からの折り返しのパスを受けた久保がワントラップから左足での豪快なハーフボレーを叩き込む。バルセロナのカンテラ出身である久保が元バルセロナ、イニエスタの眼前で放ったJ1リーグ初ゴールで、横浜が先制した。

 さらに横浜は途中出場の仲川輝人が85分に試合を決める追加点。横浜はこのまま2点のリードを守り切って、3試合ぶりの勝利を手にした。一方の神戸はイニエスタ先発の試合では初めての黒星となった。
 
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