小野伸二が絶妙パスで決勝点を演出!清水に逆転勝利の札幌、都倉は自身初のJ1ふた桁ゴール

2018年08月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

出場直後のワンプレー目で得点に関与

ダイレクトパス2本で得点を演出した小野。ペトロヴィッチ監督の起用に見事に応えた。(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J1リーグ24節]清水1-2札幌/8月25日/アイスタ
 
 J1リーグ24節の清水エスパルス対北海道コンサドーレ札幌が25日、IAIスタジアム日本平で行なわれ、アウェーの札幌が2-1で逆転勝利を収めた。
 
 試合は21分、石毛秀樹のCKにフレイレがヘッドで合わせてゴールを強襲し、相手のオウンゴールを誘って清水が先制する。対する札幌は36分、福森晃斗のFKをファーサイドで待っていた宮澤裕樹が頭で合わせ、同点弾をねじ込んだ。
 
 その後は一進一退の展開が続き、迎えた73分。札幌のペトロヴィッチ監督が白井康介に代えて小野伸二を投入。この一手が効いた。
 
 古巣のピッチに立った小野は、出場直後に縦パスを呼び込むと、ダイレクトで味方に落として攻撃のテンポを生み出す。そして、再びボールをもらい、またもダイレクトで中央にパスを供給。これを受けた都倉が、ワントラップから豪快に左足で逆転弾を蹴り込んだ。
 
 都倉のミドルも素晴らしかったが、ふたつのダイレクトパスでゴールに絡んだ小野のセンスも見事のひと言。結局、このゴールが決勝点になり、札幌が勝点3を獲得した。

 決勝点の都倉は、自身初のJ1ふた桁得点。札幌は前節・FC東京戦の続く逆転勝利で、暫定4位に浮上している。
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