CL決勝の“凡ミス”から3か月で退団へ。カリウス移籍でリバプールとベジクタシュが合意に

2018年08月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

アリソンの獲得で退団へ拍車

今夏にクラブがブラジル代表守護神アリソン(左)を獲得して以来、その後塵を拝してきたカリウス(右)。そんな苦しい時を過ごすドイツ人GKはついに退団を決意したようだ。 (C) Getty Images

 昨シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝で、致命的なミスを犯したリバプールのドイツ人GKロリス・カリウスは、トルコで新たにリスタートを切ることになるかもしれない。

 8月20日、イギリスの複数メディアは、リバプールとベジクタシュがカリウスのレンタル移籍で合意に達したと報じた。英紙『Guardian』は2年レンタルで、1年後の買い取りオプションがついていると伝えている。

 2016年6月にマインツからリバプール加入したカリウスは、昨シーズンのレアル・マドリーとのCL決勝で致命的なファンブルを犯してから、常に去就が取りざたされてきた。さらにリバプールが、今夏にローマからブラジル代表守護神のアリソンをGK史上最高額7250万ユーロ(約95億円)で獲得したことで、風当たりはより一層強まっていた。

『Guardian』によれば、レンタル料は225万ポンド(約3億4000万円)。出場試合数やベジクタシュの欧州カップ戦出場権獲得に応じ、725万ポンド(約10億9000万円)が追加で支払われるという。また、将来的にベジクタシュがカリウスを売却した場合、移籍金の20%をリバプールが受け取るようだ。

 カリウスとリバプールは、2021年6月まで契約を結んでいるため、2年レンタルがまとまった場合、リバプールは選手との契約を1年延長したうえで、ベジクタシュに送り出すという。

 絶対的なGKとしてアリソンを迎え入れてから、カリウスとシモン・ミニョレの放出が常に噂されてきたリバプールだが、どうやらチームに残るのはミニョレとなりそうだ。

 ベルギー代表GKのミニョレは、この夏に、ナポリやフルアムといったクラブへの移籍が騒がれたが、いずれも実現していなかった。

 昨シーズンのCL決勝では、試合中にセルヒオ・ラモスと衝突したことで脳震盪を起こしていたというカリウス。しかし、今シーズンはプレシーズンマッチでも、そのパフォーマンスを揶揄されるなど、厳しい状況にあった。はたして、ベジクタシュで心機一転、再出発することができるだろうか。
 
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