原口元気が英専門誌の「ブンデスリーガで今季観るべき10人」に選出! 気になる怪我の具合は…

2018年08月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「重度の怪我ではない」と監督は語るが…

ロシア・ワールドカップで攻守に貢献し、豊富な運動量が絶賛された原口。ハノーファー合流時は「準備はできている」と監督を喜ばせていたが……。 (C) Getty Images

 今週末に迫ったブンデスリーガ開幕を前に、イングランドのサッカー専門誌『World soccer』が、「ブンデスリーガで観るべき選手」をピックアップした。

 同誌は「ブンデスリーガは今シーズンも、バイエルンが優勝かもしれない。だが、それとは別に素晴らしいシーズンを迎えるであろう選手たちがいる。そんな10人を紹介する」としている。

 この10人のうちに、レンタル先のホッフェンハイムからバイエルンに復帰した期待のアタッカー、セルジュ・ニャブリや、昨シーズンはハノーファーの最終ラインで存在感を示したサリフ・サネらとともに、日本代表FWの原口元気が選ばれた。

 選考理由として、同誌はこう綴っている。

「日本代表として素晴らしいワールドカップを過ごした右利きの左ウイング。昨シーズンはデュッセルドルフにレンタル移籍し、2部リーグ優勝、1部昇格の立役者となった。今年はハノーファーでプレーする」

 このように高く評価されている原口だが、もしかするとブンデスリーガの開幕戦には間に合わないかもしれない。

 ハノーファーは19日に行なわれたDFBカップ1回戦で、3部のカールスルーエを相手に6-0で大勝。しかし、原口は「太腿の過度な緊張」を理由に、チームには帯同しなかった。

 帯同しないことが決まった当初、アンドレ・ブライテンライター監督は、「原口はそこまでひどい怪我ではないと思う」と語っていたが、ブンデスリーガの情報サイト『SportBuzzer』によれば、「原口は確かに軽度とみられるが、週末に間に合うかは保証されていないようだ」と報じている。

 ハノーファーは25日の開幕戦で、大迫勇也を擁するブレーメンのホームに乗り込む。果たして、原口は間に合うのだろうか。続報が待たれる。
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