首位攻防戦で川崎が逆転勝利!広島から2点を奪った小林悠は「1点取ればなにか起こると思っていた」

2018年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

2ゴールにも満足感はなし!「もっと点を取ってチームを優勝させる」

エウシーニョのクロスに飛び込んだ1点目は、まさに小林の得点感覚が発揮されたゴールだった。写真:徳原隆元

[J1リーグ23節]広島1-2川崎/8月19日/Eスタ
 
 J1リーグ23節の広島対川崎が19日、エディオンスタジアム広島で行なわれ、川崎が2-1で逆転勝利を収めた。1位の広島と2位の川崎による首位攻防戦で輝いたのは、川崎のエース・小林悠だ。
 
 56分に広島のパトリックに先制点を奪われた川崎は、1点のビハインドで迎えた63分、エウシーニョのグラウンダーのクロスを小林が押し込んで同点に追いつく。さらに77分には、家長昭博のクロスが相手DFの手に当たってPKを獲得。これを小林が沈めて逆転に成功した。

【広島 1-2 川崎 PHOTO】川崎が小林の2得点で首位・広島を撃破!
 殊勲の小林は、試合後のフラッシュインタビューで「本当に厳しい試合でしたが、チーム一丸となって戦って勝てて良かった」とコメント。続けて「最初に失点してしましたが、下を向く選手はいなかったし、1点取ればなにか起こると思っていた。(2点目のPKは)コースに打って止められたらしょうがないと思っていたので、気持ちを込めて蹴りました」と2ゴールを振り返った。
 
 また、自身の3年連続ふた桁得点に関しても、「チームメイトのおかげですし、残り試合でもっと点を取ってチームを優勝させられるように頑張りたい」とまったく浮かれる様子はなく、貪欲に次のゴールを狙うと誓った。
 
 この勝利で川崎と広島の勝点差は6に。かつ川崎は消化試合がひとつ少なく、未消化試合で勝点3を重ねれば、さらに差は縮まる。広島の背中を完全に視界に捉えたと言えそうだ。
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