セリエAデビュー戦ノーゴールのC・ロナウド、ファンのアンケートでは約7割が…

2018年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

25日のラツィオ戦で初ゴールなるか。

ついにセリエAデビューを飾ったC・ロナウド。ゴールはなかったが、周囲の評価は総じて高い。(C)Getty Images


 待望のデビュー戦はノーゴールに終わった。だが、本人や指揮官は満足している。

 ユベントスのクリスチアーノ・ロナウドが8月18日、敵地でのキエーボ戦でセリエAデビューを飾った。フル出場したC・ロナウドは得点こそ挙げられなかったものの、チームは終了間際のゴールで3-2と逆転勝利。劇的なかたちで白星発進に成功している。

 マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーで数々の栄光を手にしてきた男でも、相手がプロビンチャのクラブとはいえ、新天地でのデビュー戦勝利が特別な味わいなのは変わらない。

 C・ロナウドはSNSで試合中の写真を投稿。イタリア語で「ユーベのユニホームでの初勝利はうれしい」と、サムズアップの絵文字つきで喜びを表わした。
 
 指揮官もCR7には満足している。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は試合後、「初戦でうまくやってくれた。無得点だったのは残念だが、合流してまだ7日なのにチームとうまく仕事してくれたよ」と、賛辞を寄せている。

「たくさんシュートを撃ち、ライン間で動いていたね。他と違う選手なのは見て分かったはずだ。簡単にチームに溶け込んだから驚いたよ。試合後の彼は勝利をとても喜んでいた。良い試合をしたよ」

 メディアからも「ノーゴールだったがポジティブな初戦」との声が相次ぎ、例えば『Sport Mediaset』は採点で、チーム2位タイの「6.5」と高く評価。得点できなかったのは「細部の問題」で、キエーボ守備陣の奮闘があったとし、「ボールを持つたびに相手にとっては危険だった」と称賛した。

『Sport Mediaset』のアンケートを見る限り、サポーターも上々の出来とみているようだ。約2万人弱のユーザーのうち30%が「6.5」、28%が「7」、11%が「7.5」と採点。合わせて約7割が「及第点を上回る」と評価した。また、及第点の「6」は14%で、10%が「5」としている。

 いずれにしても、華々しいデビューとまではいかなかったが、期待に見合うだけのパフォーマンスとの見方が多かったのは確かだ。本拠地アリアンツ・スタジアムでのデビュー戦となる次節、25日のラツィオ戦で、C・ロナウドは今度こそネットを揺らすことができるだろうか。
 
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