メッシの2ゴールなどでバルサが3発圧勝! 期待のアルトゥールも1アシストで存在感を示す

2018年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

メッシの先制点はバルサのリーガ通算6000ゴール目。

チームの2点目を決めたコウチーニョ(右)と、そのゴールをアシストしたアルトゥール(左)。今シーズンのバルサの左サイドは、彼らに注目だ。(C)Getty Images

 現地時間8月18日に実施されたリーガ・エスパニョーラ第1節、バルセロナ対アラベスは3-0でバルサが勝利を収めた。

 ボール支配率は75%、枠内シュートは10本と、ホームのバルサは前半、アラベスを文字通り圧倒。2年目のウスマンヌ・デンベレが周囲とうまく絡み、アンドレス・イニエスタが抜けた左サイドのポジションを、イバン・ラキティッチとともにカバーした。

 グレミオから獲得したアルトゥールをはじめ、期待の新戦力たちは揃ってベンチスタートとなったことから、真新しさは感じられなかったものの、38分にはリオネル・メッシのFKがバーを叩き、その1分後にはデンベレがルイス・スアレス、メッシとの連携からシュートを放つなど、ゴールの予感は十分あった。

 そんなバルサに待望の先制点が生まれたのは64分、リオネル・メッシがみずから得たFKで壁の下を抜く。完全に相手の逆を突いたキックは、ゴール右隅に滑り込んだ。そしてこの1点は、リーガにおけるバルサの通算6000ゴール目というメモリアルゴールとなった。
 
 追加点は83分、コウチーニョの右足から生まれた。その6分前に新戦力のアルトゥールがデンベレに代わってピッチに投入され、左のインサイドハーフの位置に入る。これによって左ウイングの位置に押し出された格好のコウチーニョは、そのアルトゥールのパスから得意のゾーンに入り込み、右足で力強くゴールネットを揺らした。

 85分にはアルトゥーロ・ビダルがブスケッツとの交代でバルサ・デビューを果たしたが、特筆すべきはイニエスタの後継者候補として入団したアルトゥールだ。プレー時間は20分にも満たなかったものの、1996年8月12日生まれの22歳は、背中の「8番」にさほど違和感を覚えないほど秀逸なプレーを披露。デビュー直後にアシストを決めるなど存在感を示した。

 試合は、アディショナルタイムにスアレスの縦パスに抜け出したメッシがこの日2ゴール目を奪い、バルサが3-0でアラベスを退けている。
 
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