アルゼンチン代表が招集メンバー発表! 引退が囁かれるメッシの代役はシメオネ息子とアグエロ2世!?

2018年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

アグエロやイグアインも選外! 代役となるのは?

ロシアW杯での敗北から、再起を図るアルゼンチン代表。メッシら、これまでの中心メンバーを外したチームに名を連ねたのは!? (C) Getty Images

 現地時間8月17日、アルゼンチン・サッカー協会(AFA)は、9月に行なわれる国際親善試合に向け、代表候補メンバー35人を発表した。

 先のロシア・ワールドカップでアルゼンチン代表は、リオネル・メッシらが円熟期を迎え、世界制覇が期待されるなか、決勝トーナメント1回戦で大会を制したフランスに3-4で敗れた。

 大会後には、昨年6月に5年契約を結んでいたホルヘ・サンパオリ監督と複数の主力組との不和が明るみとなったこともあり、AFAは違約金200万ドル(約2億2000万円)を支払って解任している。

 そして今月14日には、メッシが年内の代表戦を欠場、さらにそのまま代表引退の可能性もあることが国内メディアで大々的に報じられ、今回のメンバー選考には、大きな注目が集まっていた。

 いまだ正式な後任監督が決まらないため、アルクディア国際ユーストーナメントでU-20代表を優勝に導いたばかりのリオネル・スカローニを暫定監督に据え、その参謀役に同じくU-20でコーチを務めているパブロ・アイマールが任命されたアルゼンチンは、選手の顔ぶれも新鮮なものとなった。

 やはり注目は、メッシをはじめ、セルヒオ・アグエロ、ゴンサロ・イグアイン、アンヘル・ディ・マリアといった、長年に渡って代表を牽引してきた名手たちを外したFW陣だ。

 ロシアW杯に名を連ねたパウロ・ディバラ、クリスティアン・パボンだけでなく、昨年10月以来の招集となるマウロ・イカルディは、いずれも軸となることが期待される。

 さらに、あのディエゴ・シメオネ監督(アトレティコ・マドリー)の長男ジョバンニもメンバー入り。昨シーズンのセリエAで14ゴールを叩き出した22歳の点取り屋であり、父親譲りの負けん気の強さにも注目したい。

 さらに今夏、母国の名門ラシンからインテルへ移籍したラウタロ・マルティネスも、目下、売り出し中のストライカー。20歳と若く、粗削りな面はあるが、"アグエロ2世"の呼び声も高い将来有望なタレントであることは間違いない。

 そのほかのポジションでも、ロシアW杯の招集も期待されたCBワルテル・カンネマンや、先のスルガ銀行杯でセレッソ大阪を倒したインデペンディエンテの主力でもあったマキシミリアーノ・メサなど、いずれも名手たちが名を連ねた。

 新たな歩みを始めたアルゼンチン。その第一歩として、9月7日にグアテマラ代表、同11日にコロンビア代表と、それぞれアメリカで対戦する。

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