連覇めざすマンCにショッキングな知らせ…攻撃の核となるデ・ブルイネに長期離脱の恐れが

2018年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

目立った新戦力はマハレズひとりだが。

このデ・ブルイネが練習中に膝を負傷。具体的な離脱期間はまだ明かされていないが、現地紙は2~4か月になると報道。(C)Getty Images

 チェルシーとのコミュニティーシールドを制し、プレミアリーグ開幕戦ではアーセナルを相手に敵地で2-0と白星発進。イングランド王者マンチェスター・シティは、ジョゼップ・グアルディオラ体制3年目のシーズンも好スタートを切った。

 8月15日、そのシティにショッキングな知らせが届いた。ケビン・デ・ブルイネが練習中にひざを負傷し、長期離脱を余儀なくされるという。クラブは同日、負傷を認め、デ・ブルイネが検査を受けることを明かしたが、離脱期間など詳細は公表していない。

 ただ、松葉杖を使用している写真などがすでに出回っており、イングランド・メディアは長期に渡って戦列を離れるだろうと報道。英『Sky Sports』や『Telegraph』紙は2~4か月、『Guardian』紙は最長3か月の離脱と伝えている。

 デ・ブルイネは2015-16シーズンにもひざの負傷で戦列を2か月以上離れた経験を持つ。ワールドカップでも活躍したデ・ブルイネが長期離脱となれば、プレミアリーグ連覇や悲願のチャンピオンズ・リーグ優勝を目指すシティにとっては、かなりの大きな痛手だ。
 
 それでもカイル・ウォーカーは、『Amazon Prime』によるシティのドキュメンタリー映像の中で、「ケビンは素晴らしい選手だし、練習で彼に起きたことは不運だった。でも、チームには十分なまでの層の厚みがある」と語り、デ・ブルイネの穴は埋められると述べている。(『Telegraph』紙より)

「僕たちはひとりの選手に頼ったチームじゃない。サッカーはチームスポーツだし、誰が代わりを務めるにしても、うまくやってくれるだろう。もちろん、大きな損失だよ。だけど、僕らは十分にカバーできるはずだ」

 一方でイルカイ・ギュンドアンは、「デ・ブルイネは昨シーズン、素晴らしい1年を過ごした。シティの試合で大きなインパクトを残した」とコメントしたうえで、仲間の早期回復を祈っている。

「彼は僕らのメインのプレーヤーだし、とても重要な存在だ。彼がそれほど深刻なケガではないことを、そして、できるだけ早く練習場に戻ってこられることを願っている」

 まずは検査の結果が待たれるが、この夏は目立った補強がリャド・マハレズだけだったシティ、既存戦力の長期離脱がどれほどの影響を及ぼすか、今後が注目される。
 
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