「本来の違いを見せつけた!」アンデルレヒト森岡亮太がここに来て大反攻を開始か

2018年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

練習試合で「クレバーに振る舞った」と地元紙

森岡はアンデルレヒトに残るのか否か。背番号10の威信にかけて、このままでは終われない。(C)Getty Images

 ベルギー1部・アンデルレヒトのMF森岡亮太が練習試合で出色のパフォーマンスを披露したようだ。地元紙『Het Laatste Nieuws』が報じている。
 
 同紙は「モリオカがベルコーテルンを魅了した」と題した記事を掲載。アンデルレヒトは火曜日にサウジアラビアのアル・バーティンを招いてテストマッチ(0-0で終了)を消化した。その敵将だったのが元ベルギー代表MFのフランキー・ベルコーテルンで、森岡がレジェンドの眼前で切れのある動きを披露したというのだ。
 
「モリオカはハイン・バンハーゼブルック監督からのメッセージをしっかり受け取ったようだ。プレシーズンでの評価が低く、ここまで開幕2戦で出番がなかったが、昨日のアル・バーティン戦では本来の違いを見せつけた。明らかに調子は上向きで、終始クレバーに振る舞い、2ライン(DFとMF)間で効果的なプレーを繰り返した」

 
 もはや8月末の移籍期限最終日までに、放出されるのは確実と見られていた。アンデルレヒトが1年のレンタル料100万ユーロ(約1億3000万円)を提示し、同リーグのアントワープやズルテ・ヴァレヘムが強い関心を寄せている。森岡側はアンデルレヒトに残れないのであれば、ベルギー外のクラブへの完全移籍を希望しているとも報じられ、情報は錯綜していた。
 
 だが、ここに来て森岡がグッとコンディションを上げてきた。はたして限られた猶予期間で、フィジカル面を問題視してきた指揮官の信頼を勝ち取れるのか、否か。ポジティブな変化が生まれてきたのは間違いないようだ。
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