英メディアが「世界7大陸のナンバーワンDF」を発表! アジアからは日本代表戦士を選出!

2018年08月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「汎用性が高い、最高品質のエンジンだ」

今季はドイツ2部で戦う酒井高徳。開幕2試合を終えてハンブルクは1勝1敗。1年での1部返り咲きを狙う。(C)Getty Images

 英国の人気サッカーサイト『HITC』が「世界7大陸のナンバーワンDF」を発表した。公式ツイッターによるファン投票を交えながら、アルフィー・ポッツ・ハーマー記者が選定。なんと同メディアが厳選した"アジア最優秀"は、ハンブルガーSV所属の元日本代表SB酒井高徳だった。
 
 同記者はこんな寸評を添えている。
 
「アジアは全7大陸の中でももっとも選択が難しいエリアだった。イランは伝統的に守備が固く、日本と韓国は個の能力が秀でた守備者が数多い。韓国ならパク・チュホとキム・ジンス、日本ならユウト・ナガトモ(長友佑都)、マヤ・ヨシダ(吉田麻也)、ヒロキ・サカイ(酒井宏樹)の名が挙がって然りだろう。だが私はあえてゴウトク・サカイを選ぶ。ニューヨーク生まれで日本人の母とドイツ人の父を持つサイドバックは、日本代表として42キャップを刻み、ロシア・ワールドカップ終了後に27歳の若さで代表引退を表明した。ディフェンダーとしての汎用性とハードワークが特筆に値する、まさに最高品質のエンジンだからだ」
 
 シュツットガルトで始まったブンデスリーガでの戦いも、今季で8年目。名門ハンブルクを1年で1部に返り咲かせるべく、2018-19シーズンはキャリアを通して初めて2部リーグでの戦いに身を投じている。
 
 南米大陸からウルグアイ代表のディエゴ・ゴディンを、欧州大陸からはスペイン代表のセルヒオ・ラモスを選出しており、単なる独断と偏見のセレクトではないようだ。ただし、7番目の「南極大陸」は問題だろう。ロジャー・フィルンという知る人ぞ知る名手を紹介しているが、正体はペンギンというオチなのである。

 
 以下が、ハーマー記者の選んだ7大陸のベストDFたちだ。
 
[アジア大陸]
酒井高徳(元日本代表/ハンブルク)
 
[アフリカ大陸]
カリドゥ・クリバリ(セネガル代表/ナポリ)
 
[ヨーロッパ大陸]
セルヒオ・ラモス(スペイン代表/R・マドリー)
 
[南米大陸]
ディエゴ・ゴディン(ウルグアイ代表/A・マドリー)
 
[北米大陸]
ジョン・ブルックス(アメリカ代表/ヴォルフスブルク)
 
[豪州・オセアニア大陸]
ウィンストン・リード(ニュージーランド代表/ウェストハム)
 
[南極大陸]
ロジャ-・フィルン(所属不明)
 
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