ヤングなでしこがU-20W杯ベスト8に進出!2トップが“ツインハットトリック”の活躍

2018年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

裏カードのスペインとアメリカの結果により…

宝田(11番)と植木の2トップがいずれも3得点と大暴れ。日本をベスト16に導いた。(C)Getty Images

[U-20女子W杯 グループリーグ第3戦]日本6-0パラグアイ/8月13日/Stade de la Rabine
 
 8月13日、U-20女子ワールドカップのグループリーグ第3戦目で、日本はパラグアイと対戦。6対0で快勝し、通算2勝1敗で決勝トーナメント進出を決めた。

 第2戦でスペインに敗れた日本は、植木理子と宝田沙織の2トップを先発起用。これが奏功する。
 
 ゴールラッシュの口火を切ったのは、宝田だった。まずは5分、左サイドを突破した遠藤純のグラウンダーから先制点を奪う。
 
 さらに18分に、林穂之香のパスに抜け出して決定機を得たのは、またも宝田。C大阪堺Lでともにプレーする林からのお膳立てを鮮やかなループシュートで沈め、日本に2点目をもたらした。
 
 その後、パラグアイの守護神オルティスの好セーブに遭うも、前半間際に、宝田と2トップを組む植木が躍動。
 
 44分に宝田のクロスをヘディングで合わせて自身今大会初ゴールを奪えば、45+3分には、遠藤純からの鋭いパスをダイレクトで打ち込み、リードを4点に広げた。
 
 後半にも日本は攻勢を緩めない。相手のハンドで得た57分のPKでは、長野風花のシュートをGKに止められるも、その3分後に植木のこの日3点目が決まる。さらに植木に負けじと、61分にDFの背後に抜け出して宝田が同じくハットトリックを達成。
 
 2トップの"ツインハットトリック"に触発されるように、69分にスタンボー華がPKをストップするなど守備陣も見事に完封に抑え、日本は見事に大勝を収めた。
 
 裏カードではスペインとアメリカが2対2でドロー決着。これにより、スペイン(勝点7)の首位通過、日本(勝点6)の2位突破、アメリカ(勝点4)とパラグアイ(勝点0)の敗退が決まった。決勝トーナメント初戦・準々決勝の日本の相手は、グループDの1位チーム。ドイツ、ナイジェリア、中国のいずれかとなる。
 
 決勝トーナメント1回戦は8月17日の26:30(日本時間)にキックオフ予定。
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