C大阪、1点に泣く…スルガ銀行杯でインデペンディエンテに0-1惜敗

2018年08月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

インデペンディエンテの運動量が落ちた後半に巻き返したが…

CKのチャンスで藤本がチャンスを迎えたが、ゴールには至らなかった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[スルガ銀行杯]C大阪0-1インデペンディエンテ/8月8日/ヤンマー

 スルガ銀行チャンピオンシップが8日、ヤンマースタジアム長居で行なわれ、ルヴァンカップ王者のC大阪とコパ・スダメリカーナ王者のインデペンディエンテが対戦。前半に挙げた1点を守り切り、インデペンディエンテが1-0で勝利した。
 
 C大阪は連戦による疲労を考慮し、5日のJ1リーグ20節の鳥栖戦からスタメン全員を変更。森下怜哉をトップチームデビューさせるなど、大胆な選手起用に打って出た。対するインデペンディエンテは、アルゼンチン代表のマキシミリアーノ・メサやウルグアイ代表のGKマルティン・カンパーニャらを起用するベストメンバー。その実力差は明らかで、立ち上がりからインデペンディエンテが試合の主導権を握った。
 
 局面で激しく寄せてC大阪の攻撃を潰したインデペンディエンテは28分、奪ったボールを確実につないで中央を崩し、最後はこぼれ球を拾ったシルビオ・ロメロが先制点。その後もC大阪を押し込み続けて追加点のチャンスをうかがった。

 C大阪はカウンターを軸に反撃を狙ったが、チャンスになったのは高木俊幸がラインの裏を突いてシュートを放った32分のシーンくらい。前半は、ほとんどの時間を守備で消化した。
 
 後半に入ると、C大阪が福満隆貴に代えて斧澤隼輝、高木に代えて田中亜土夢を投入し、攻撃をテコ入れする。すると、57分のCKに藤本がニアで合わせて決定的なシュート。直後にも交代出場のソウザのクロスから際どいチャンスを作ると、75分にはエリア内でパスを受けた安藤瑞季が、この日一番のチャンスを迎えた。
 
 一転してペースを握ったC大阪は、81分に6人の交代枠をすべて使って中盤を活性化。スタミナの切れたインデペンディエンテを運動量で圧倒し、途中出場のソウザを起点に長いサイドチェンジを交えて同点弾を狙いに行く。しかし、最後までゴールは奪えないまま試合終了。後半に猛攻を仕掛けてあわやというチャンスも作ったが、惜しくも0-1でインデペンディエンテに敗れた。
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