「一両日中に決定する」 チェルシー、名門ビルバオの俊英守護神獲得でクルトワの穴埋めへ!

2018年08月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

すでにロンドンで交渉を開始!

ビルバオで着実に力をつけているアリサバラガ。チェルシーが獲得目前に迫っている。 (C) Getty Images

 チェルシーは、新たな守護神の獲得に大枚を叩くことを決めたようだ。

 現地8月7日、英公共放送「BBC」は、チェルシーがリーガ・エスパニョーラのアスレティック・ビルバオからスペイン代表GKのケパ・アリサバラガを獲得する見込みだと報じている。

 現在、チェルシーは所属するベルギー代表GKティボー・クルトワの去就に関する問題を抱えている。同選手は自身が望むレアル・マドリー移籍に向けて、6日からチーム練習を無断欠席するという強硬手段に出るなど、退団へ頑な姿勢を崩していない。

 そんなクルトワに、チェルシーも見切りをつけたようだ。「BBC」によれば、アリサバラガ獲得に移籍金7100万ポンド(約102億3000万円)のオファーを提示。ビルバオとクラブ間合意に達したという。さらに英衛星放送「Sky Sports」は、アリサバラガはすでにロンドンへ到着し、「チェルシー移籍は一両日中に決まる」と報じている。
 

 仮にこの移籍が実現すれば、今夏の移籍市場でリバプールがブラジル代表GKアリソン獲得の際にローマに支払った推定6700万ポンド(約98億5700万円)を上回り、GK史上最高額となる。

 アリサバラガは189cm・84kgという巨躯ながら俊敏性に優れ、さらに水準以上のフィードセンスも兼ね備えた23歳の若きGKだ。

 ホセ・アンヘル・イリバルやアンドニ・スビサレータなど多くの名GKを輩出してきたビルバオのホープとして、2015年8月にトップチームキャリアをスタートさせてからメキメキと力をつけ、今夏のロシア・ワールドカップにも将来性を買われてメンバー入りを果たしている。

 そんな若きGKの獲得が正式に済んだ段階で、クルトワのマドリー移籍へゴーサインを出すとされているチェルシーは、移籍市場のクローズ(現地9日)を前に実力派GKの"玉突き移籍"を完遂させそうだ。
 
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