“名波vsツネ様”の元日本代表対決は1-1ドロー!終了間際に磐田が執念の同点弾

2018年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

ラスト10分で2ゴールが生まれる緊迫の試合に

ファン・ウィジョが先制点を見舞って宮本体制初勝利かと思われたが……。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ19節]磐田1-1G大阪/8月1日/ヤマハ
 
 J1リーグ19節の磐田対G大阪が1日、ヤマハスタジアムで行なわれ、1-1の引き分けに終わった。
 
 磐田の名波浩監督とG大阪の宮本恒靖監督による日本代表OBの指揮官対決に注目が集まった一戦で、名波監督は今夏加入の大久保嘉人をスタメンで起用。対する宮本監督は、盟友の遠藤保仁をベンチに置いた。
 
 試合は前半からお互いがチャンスを作る白熱した展開に。G大阪がファン・ウィジョと長沢駿の連係でゴールに迫れば、磐田は川又堅碁が果敢に裏のスペースに走って決定機に顔を出した。
 
 しかし、GKのファインセーブもあって、両とチームともなかなかゴールを奪えないまま前半は終了する。
 
 後半に入ると、G大阪の宮本監督が遠藤を投入。さらに64分にアデミウソンをピッチに送り込んで勝負に出た。すると82分、この攻撃的な采配が結実する。
 
 アデミウソンがカウンターでドリブルを仕掛けてFKを獲得。このセットプレーで藤本淳吾がクロスを送り、DFが弾いたセカンドボールにファン・ウィジョが反応して豪快にボレーで突き刺した。
 
 だが、このまま試合は終わらない。終了間際の90+3分、左サイドからのクロスを川又が落とし、最後は大井健太郎が頭で押し込んで同点弾を決めたのだ。
 
 そのまま試合は1-1で終了。宮本新体制のG大阪は、あと一歩のところで初勝利を逃し、名波監督率いる磐田はホームでなんとか勝点1を確保した。

【磐田 1-1G大阪 PHOTO】大井の土壇場同点ゴールで磐田が引き分けに持ち込む!
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