「ほかの誰にあんな芸当ができる?」酒井宏樹の“プロ魂”にマルセイユ指揮官が脱帽!

2018年07月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ヒロキはマルセイユと我々を偉大せしめる」とも

合流4日後の実戦で溌溂としたパフォーマンスを披露した酒井。日本が誇る右サイドの門番は、新シーズンものっけからエンジン全開だ。(C)Getty Images

 マルセイユの指揮官、リュディ・ガルシアが酒井宏樹をベタ褒めだ。
 
 日本代表不動の右サイドバックは、ロシア・ワールドカップ終了後は日本国内で静養。7月24日にマルセイユのキャンプ合流を果たし、28日には初のテストマッチであるスポルティング・リスボン戦(1-1のドロー)に55分間出場した。そのときのパフォーマンスと仕上がり具合を、フランス人指揮官が絶賛したのである。
 
「ヒロキの55分間には大いに満足している。我々と一緒に練習したのはほんのわずかで、バケーションから戻って数日であの出来だ。ほかの誰にあんな芸当ができる? 彼は合流してすぐにフィジカルプログラムを完璧にこなした。ワールドカップで激しい稼働をしたにも関わらず、休みの間から身体を動かしていた証だ。ヒロキはマルセイユと我々を偉大せしめる男である。今シーズンも右サイドは問題なく、守備のオートマチズムに貢献してくれるだろうと確認できた」

 
 ワールドカップ終了直後は引き抜きの噂が絶えず、プレミアリーグ勢やブンデスリーガの上位クラブからの関心が伝えられた。しかし、いまやすっかり沈静化。マルセイユとガルシア監督がおいそれとこの主軸を手放すはずもない。
 
 フランスのリーグ・アンは8月10日に新シーズンが開幕。そのオープニングデーの金曜日に登場するのがマルセイユだ。本拠地ヴェロドロームにトゥールーズを迎え撃つ。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事