「僕はデブじゃない!」 マンUの若手DFが“太り過ぎ批判”に怒りの反論! 体型変化のワケは?

2018年07月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

批判され続ける23歳DFが怒りの反論!

「太り過ぎ」という批判を幾度もされてきたショーが、ついにその問題について口を開いた。 (C) Getty Images

 イングランド代表期待の若手DFが、自身のコンディション面に対する批判に、怒りの反論を展開した。

 過熱する報道に苦言を呈したのは、マンチェスター・Uに所属するイングランド代表DFのルーク・ショーだ。

 2014年6月、サウサンプトンから当時10代の選手としては世界最高額といわれる3750万ユーロ(約49億円)で、マンチェスター・ユナイテッドに加入したショー。しかしながら、度重なる故障の影響もあり、ここまでレギュラーの座に就けずにいる。

 そして、その故障の主因とされているのが、ショーの体質だ。毎シーズン、オフの後に「ぽっちゃり体型」となって帰ってくる23歳のDFには、メディアやファンから「体型や良い状態を維持しようという、プロとしての気概を感じない」という批判が殺到。今夏にもバカンス中の写真がSNSで晒され、ベストとは言えない体つきが問題視されていた。
 

 現在、米国で行なわれているプレシーズンツアーに帯同しているショーは、一連の批判に対して、「僕はみんなが言うほどデブじゃない」と言い放ち、さらにそう考える理由も明かしている。

「世間は、僕が『変わった』とか『デブだ』と好きなだけ言うことができる。だけど、自分の身体については、僕が一番よく分かっている。大きく見えるのは、もともとのサイズが大きいからだし、今シーズンは長く戦えるように少し大きくしたんだ。つまり、僕はウェイン・ルーニーのようなタイプになったのさ」

 昨シーズンの左SBのレギュラーだったアシュリー・ヤングが、ロシア・ワールドカップ参加で合流が遅れているため、ショーは8月10日に行なわれるレスターとのプレミアリーグ開幕戦で、先発出場が濃厚だ。ゆえに例年以上に闘志を燃やしている。

「モウリーニョ監督とは、バカンスの1週間後に話した。そこで良い話し合いができたんだ。次のシーズンに向けて信頼を感じているし、僕自身、やる気十分といった感じさ。移籍を考えたかって? ここから出たいと言うのは簡単だ。でも、僕は自分のことを信じているし、マンチェスター・Uの偉大な選手になりたい」

 今オフから取り組んだという肉体改造によって、ショーはどれだけ変わったのか? 周囲の批判を見返すパフォーマンスが期待される。
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