エムバペ、W杯期間中にカンテをパリSGに勧誘したことを告白! ネイマールとの関係性についても言及

2018年07月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

自身はパリSG残留を明言。大統領の願いも拒否(!)

カンテ(写真右)勧誘の結果は!? 世界王者の一員として新シーズンに臨むエムバペ。驚異の19歳は、国内リーグ連覇、悲願のチャンピオンズ・リーグ優勝と、多くの目標達成に挑む。 (C) Getty Images

 ロシア・ワールドカップ(W杯)の期間中は、目の前のことだけに集中している――選手たちは口々にこう主張する。ただ、代表チームで一定の時間を分かち合っていれば、お互いの今後について話し合う機会もあるだろう。
 
 パリ・サンジェルマンに所属するキリアン・エムバペは、フランス代表のチームメイトをパリに誘っていたようだ。
 
 ロシアW杯の最優秀若手選手に選ばれた驚異の19歳は、チェルシーのエヌゴロ・カンテと移籍について話していたという。
 
「ESPN」によると、エムバペはフランス誌『France Football』で「(ナセル・アル・ケライフィ)会長から相談されたのは事実だ。エヌゴロは僕らのチームにとって良い選手だと答えた」と、カンテ獲得を狙うクラブに太鼓判を押したと明かしている。
 
「W杯のあいだにエヌゴロと話した。あまり、やり過ぎないように気を付けていたけどね。移籍話は集中力を削ぎかねないから。最終的には、彼のポケットに幾つかのメモを入れておいただけだよ。家に戻ってから、彼はそれを見つけたはずだ」。
 
 チェルシーとの契約がまだ3年残っているカンテだが、以前から母国のメガクラブからの誘いが報じられている。エムバペの後押しは、カンテをロンドンからパリへと向かわせるのだろうか。
 
 一方でエムバペ自身は、パリSG残留を明言している。マルセイユのファンで知られるエマニュエル・マクロン大統領からの誘いも断ったそうだ。
 
「いつか、マルセイユでプレーしてほしいと言われたんだけどね。それはない、と答えたよ」
 
 同じく残留を強調したネイマールは、失意のうちにW杯を去ることになった。だが、優勝したエムバペは「一緒にプレーする上で、僕らの関係はそう変わらないだろう」と、気を遣う必要はないはずと述べている。
 
「僕とネイマールの関係はクリアなんだ」
 
 ウナイ・エメリ前監督が去り、トーマス・トゥヘル監督が就任した今シーズンのパリSGは、ネイマールやエムバペを擁してどれだけの躍進を遂げられるだろうか。そして、そこにカンテの姿はあるのだろうか。
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