武藤嘉紀はマインツに戻らない!? 強化部長が意味深発言「英国人はW杯が終わるまでは…」

2018年07月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ウェストハム? あるいはニューカッスル?

プレミア行きの噂が現実味を帯びる武藤。本当にマインツに別れを告げるのだろうか。(C)Getty Images

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のマインツに所属する日本代表FW、武藤嘉紀の周辺がいよいよ騒がしくなってきた。
 
 マインツは現在1次キャンプを消化中だが、ロシア・ワールドカップでの活動を考慮されている武藤は特別休暇の只中にいる。7月29日からスタートする2次キャンプへの合流が濃厚となるなか、ドイツの全国スポーツ紙『BILD』が気になる記事を掲載した。「ムトウはもうマインツには戻ってこない」と銘打ち、同クラブのスポーツディレクターであるルーベン・シュレーダー氏の意味深長なコメントを紹介したのだ。
 

 
 同紙は「マインツの多くの人間がもうムトウは戻ってこないだろうと考えている。イングランドの2クラブ(ウェストハム・ユナイテッドとニューカッスル・ユナイテッド)から強い関心を寄せられているからだ」と説明。一方で、シュレーダーSDによる以下の発言を引用している。
 
「ワールドカップでもっと長い時間プレーし、ゴールでも挙げていればヨシの価値は上がったかもしれないが、そうはならなかった。確かに(他クラブからの)照会はある。ただ現時点で、具体的なオファーは届いていない。英国人はワールドカップが終わるまでは、テレビの前で見守っているだけだったのではないかな」
 
 暗にプレミアリーグ勢からの打診を仄めかした。そして最後に、「ヨシと彼の相談相手には、我々が早めの決断を求めていることは伝えてある」と話し、水面下での動きを牽制したのだ。
 
 はたしてこの数日で急転直下の展開はあるのか。西野ジャパンで3人目となるプレミアリーガーは誕生するのか。動向をつぶさにチェックしておく必要がありそうだ。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事