イニエスタとF・トーレスの直接対決はいつ?実は8月の天皇杯で…

2018年07月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

イニエスタとは「良い友人で、15歳から一緒にプレーしてきた」

F・トーレスの背番号は、慣れ親しんだ9に決まった。写真:田中研治

 J1リーグの鳥栖に加入したフェルナンド・トーレスが15日、都内で会見を開いた。鳥栖の竹原稔社長とともに登壇した元スペイン代表FWは、今回の移籍について「ここ数か月の間にいろいろなオファーをいただきました。ただ、一番最初に関心を示してくださったのは竹原社長、サガン鳥栖でした。私にとってこれは非常に重要なこと」と鳥栖の熱心なアプローチが移籍の決め手になったと明かした。
 
 日本行きを決断した際には、スペイン代表でともに黄金期を築いたアンドレス・イニエスタにも報告したという。
 
「イニエスタから日本に行くと聞いた時は、素晴らしいところに行ったなと思いました。その後に私がオファーを受けていることも彼に話しましたし、私が日本に行くことを決めたと言ったら、イニエスタからおめでとうと言うメッセージが来ました」
 
 今夏に神戸入りを決めたイニエスタとF・トーレスは、スペインの世代別代表からともに切磋琢磨してきた仲だ。F・トーレス本人によれば「良い友人で、15歳から一緒にプレーしてきた」という。当然、日本での対戦も心待ちにしている。
 
「イニエスタは世界でも一流の素晴らしいプレーヤーの一人。日本の方々も彼の試合を見たいだろうと思います。私たちは今シーズンの最後のほうで対戦できると思いますが、サガン鳥栖が勝てるように私は期待しています」
 
 F・トーレスがそう語ったXデーは、「シーズン最後のほう」という言葉から察するに11月10日のJ1リーグ32節を指しているのだろう。しかし、その前に8月22日の天皇杯4回戦で鳥栖と神戸は対戦するのだ。
 
 もちろん、両選手のコンディションやJリーグと並行する過密スケジュールのなかでの水曜開催というハードㇽもあるが、実現の可能性はゼロではない。今夏のJリーグ移籍市場を賑わせた両雄の対戦は、意外に早い段階で見られるかもしれない。
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