「来週の試合では何分かでもプレーしたい」鳥栖のF・トーレスが入団会見で早期出場に意欲

2018年07月15日 五十嵐創(サッカーダイジェストWEB)

「私にとっては大きな挑戦。クラブの目標に貢献し、より上を目指したい」

都内ホテルで会見したF・トーレス。「今後、数年間で重要なクラブにしていきたい」と意気込みを語った。写真:田中研治

 J1のサガン鳥栖が15日、都内のホテルでフェルナンド・トーレスの新加入記者会見を開いた。クラブの竹原稔社長とともに登壇したF・トーレスは、自身5クラブ目となる新天地での意気込みを「私にとっては大きな挑戦。クラブの目標に貢献し、より上を目指したい」と語った。
 
 F・トーレスは下部組織時代から所属したアトレティコ・マドリー(スペイン)を始め、イングランドのリバプールなどで活躍。2011-12シーズンのチャンピオンズ・リーグや12-13シーズンのヨーロッパリーグなど数々のタイトルを獲得し、スペイン代表としても、08年と12年のEURO連覇や10年ワールドカップの優勝に貢献した。
 
 鳥栖は現在J1で17位と苦しい順位にいるが、F・トーレスは「日本の試合のレベルはリーグ自体が拮抗している。これからディテールが分かって来ると思うので、早くチームのリズムを掴み、勝利に貢献したい」と低迷打破へ決意を述べた。
 
 Jリーグデビューは最短で7月22日のベガルタ仙台戦。本人のコンディションに不安はなく、「来週の試合では、何分かでもプレーしたい」と早期出場を見据えているという。
 
 F・トーレスは今後、鳥栖に移動し、明日16日には佐賀県の幕末維新記念館でウェルカムセレモニーに出席する。
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