クリロナに背番号7を譲ったクアドラードが文字通りの“神”対応でファン喝采!

2018年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

レプリカを手に入団発表のようなカットで

クリロナのレプリカを手にニッコリ微笑むクアドラード。この茶目っ気が、誰からも愛される理由なのだろう(写真は公式ツイッターより)。

 さっそく、背番号7が刻印されたユニホームは飛ぶように売れているという。
 
 7月10日にレアル・マドリーからユベントスへの移籍が発表されたポルトガル代表FW、クリスチアーノ・ロナウド。移籍金1億1700万ユーロ(約153億円)、年俸3000万ユーロ(約39億円)と、33歳ながら動くカネの額が半端ない。イタリアの地元メディアによると、そのレプリカユニホームは公式ショップで「1分に1枚」のペースで売れ、オンラインショップにいたっては世界中から購入希望者が殺到し、サーバーがダウンしてしまったという。スーパースターの面目躍如だろう。
 
 マンチェスター・ユナイテッド、マドリーとふたつのクラブで足掛け14年間に渡って背負ってきたのが、代名詞のナンバー7だ。『CR7』という自身のブランドを立ち上げるほどのお気に入りで、ユーベでも着用するのは決定的だった。では、譲ったのは誰だったか。ロシア・ワールドカップのグループリーグで日本とも対戦したコロンビア代表MF、ファン・ギジェルモ・クアドラードが前任者である。

 
 もちろんクラブの決定事項とあれば、背番号をチェンジするのは必然の流れだが、クアドラードはなんとも爽やかに、かつ感動的に"引き渡し"をしたのだ。
 
 まずはC・ロナウドの入団が決まるや、「世界最高のチーム、"貴婦人"にようこそ!」とツイート。そしてその2日後、今度は背中に「RONALDO 7」とプリントされたニューキットを手に、まるで自分が新加入選手のような写真を撮影して掲載。「面白すぎる!」「ユーモアのセンスが抜群だ」「心が広い」など、ファンから拍手喝采を浴びたのである。添えたメッセージはこうだ。
 
「与えられるよりも、与えることが祝福なのです。クリスチアーノの新たな冒険に祈りを捧げ、祝福します」
 
 敬虔なクリスチャンらしく、まさに聖書の一説のようなメッセージを綴ったのである。
 
 底抜けに明るいキャラクターで、どのチームのどのファンからも愛されるクアドラード。文字通りの"神"対応で、メガクラックの入団を祝った。
 
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