C・ロナウドの移籍金153億円は何位? 歴代トップ5がすべてこの1年以内という異常事態

2018年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

今夏はまだアザールやエムバペなど超人気銘柄が

ユーベへの移籍が決まったC・ロナウド。移籍金は9年前のマドリー入団時よりも高額に。市場全体で見れば、この1年で5度目の1億ユーロ超えだ。(C)Getty Images

 大注目だったクリスチアーノ・ロナウドのユベントス移籍が正式に決まった。
 
 移籍金は1億1700万ユーロ(約153億円)。稀代のスーパースターにしてプレーに衰えは微塵も感じられず、広告効果も絶大だ。それにしても、33歳という年齢を考えれば破格の金額だろう。C・ロナウドはいまから9年前、24歳の時にマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーに移籍したが、その際の移籍金は9400万ユーロ(約123億円)で当時最高額だった。今回の額面はそれをも上回ったのである。
 
 昨今のトランスファー市場において、移籍金は高騰の一途を辿っている。下記に示したのは移籍金額の歴代トップ10だが、上位5例がこの1年間で取り引きされたメガディール。とりわけパリ・サンジェルマン、ユベントス、バルセロナ、R・マドリーの4クラブがメインキャストとなっているのが分かる。さらに範囲を過去2年に広げると、10件中7件。もはや1億ユーロ(約130億円)を超えてこないと驚かないのだから、こちらの感覚もマヒしてきている。
 
 今回のC・ロナウドの移籍金は歴代4位に食い込んだ。今夏はまだこのあともエデン・アザール、ネイマール、キリアン・エムバペなどの周辺が賑やかで、とんでもないメガディールが成立する可能性もある。ワールドカップ閉幕とともにヒートアップしそうだ。

 
 歴代移籍金ベスト10は以下の通り。
 
1位:ネイマール 2億2200万ユーロ(約289億円) パリSG←バルセロナ(2017年) 
2位:キリアン・エムバペ 1億8000万ユーロ(約235億円) パリSG←モナコ(2018年)
3位:フィリッペ・コウチーニョ 1億2500万ユーロ(約163億円) バルセロナ←リバプール(2018年)
4位:クリスチアーノ・ロナウド 1億1700万ユーロ(約153億円) ユベントス←R・マドリー(2018年)
5位:ウスマンヌ・デンベレ 1億1500万ユーロ(約150億円) バルセロナ←ドルトムント(2017年)
6位:ポール・ポグバ 1億500万ユーロ(約137億円) マンチェスター・U←ユベントス(2016年)
7位:ガレス・ベイル 1億100万ユーロ(約132億円) R・マドリー←マンチェスター・U(2009年)
8位:クリスチアーノ・ロナウド 9400万ユーロ(約123億円) R・マドリー←マンチェスター・U(2009年)
9位:ゴンサロ・イグアイン 9000万ユーロ(約117億円) ユベントス←ナポリ(2016年)
10位:ネイマール 8820万ユーロ(約115億円) バルセロナ←サントス(2013年)
 
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