伊東純也のドイツ行きが秒読みか!? 独紙が続々報道「ハラグチの後釜に最適だ」

2018年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

フォルトナは「宇佐美の買い取りも諦めていない」

世界規格のスピードを欧州の舞台で炸裂させるか。柏の韋駄天、伊東の動向に注目だ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 柏レイソルが誇るスピードスター、伊東純也のブンデスリーガ行きが秒読み段階に入ったようだ。ドイツの全国紙である『RP』や『Westdeutsche Zeitung』といった大手メディアが一斉にその事実を報じている。
 
 日本代表アタッカーの獲得に照準を合わせているのは、6年ぶりに1部昇格を果たしたフォルトゥナ・デュッセルドルフだ。2017-18シーズンには宇佐美貴史士と原口元気がレンタル契約でプレーした古豪で、フォルトゥナは伊藤をハノーファー96入団が決まった原口の後釜に指名したという。『Westdeutsche Zeitung』紙は「交渉は水面下で進んでおり、ほぼ合意に達しつつある。イトウの推定市場価格は110万ユーロ(約1億4300万円)。惜しくもロシア・ワールドカップのメンバーには残れなかったが、日本代表に選ばれている。サイドでのスピードに乗った仕掛けが持ち味で、ハラグチの後釜に最適のタレントだ」と紹介し、「ほかにもスペインのクラブから関心を寄せられているようだ」と補足した。

 
 さらに同紙は、ドイツ1部アウクスブルクへのレンタルバックが有力視されている宇佐美について、「フォルトゥナは買い取りでの完全移籍を諦めていないだろう。日本人選手がふたりとなる可能性は消えていない」と見ている。
 
 はたして新シーズンのフォルトゥナで、日本代表コンビの揃い踏みはあるのか。今後も動向を注視しておく必要がありそうだ。
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