翌朝まで明け暮れていた選手も…ドイツ、屈辱の早期敗退の原因はテレビゲームのやりすぎ?【ロシアW杯】

2018年07月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

合宿所のネット回線を遮断する事態に。

本大会ではプレーに精彩を欠く選手が少なくなかったドイツ。その要因は、合宿所での生活にあったのかもしれない。 (C) Getty Images

 世界王者には、慢心があったのかもしれない。ドイツ紙『Bild』が、ロシア・ワールドカップで屈辱のグループリーグ敗退を余儀なくされたドイツ代表にまつわる衝撃的なエピソードを報じている。

 連覇を期待されてロシアW杯に臨んだドイツだったが、メキシコとの初戦を0-1で落とすと、2節のスウェーデン戦は後半アディショナルタイムの劇的ゴールで辛くも勝利をおさめたが、最終節で韓国に0-2で敗れ、グループ最下位での敗退が決まった。

 誰もが予想だにしていない世界王者の醜態に各国メディアが驚き、母国メディアも「歴史的大惨事」と嘆き節を展開していたが、『Bild』は、イツの早期敗退の要因として、選手たちが夜な夜なテレビゲームに熱中していたことを挙げた。

 同紙によると、大会期間中に「テレビゲームに夢中となった選手が何人もいた」という。その一部は、『FIFA18』や『コール・オブ・デューティ』、『フォートナイト』といったゲームを翌朝までやっていたようだ。

 そのあまりの熱中ぶりを危惧したドイツ・サッカー連盟は、少なくとも1回は合宿所のネット回線を遮断したという。

 ゲームのやり過ぎによる寝不足だけが原因というわけではないが、もしそれがプレーのクオリティーを落とす主因になっていたというのであれば、怒りと悲しみに暮れた国民の気持ちをさらに煽ることになりそうだ。
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