政府がボーナス支給を明言!
アイスランドに勝利して2位に浮上したナイジェリアは、優位に立った状態でアルゼンチンとの大一番に臨む。 (C) Getty Images
現地時間6月26日、ロシア・ワールドカップのグループDは最終節を迎える。
このグループは2連勝のクロアチアが早々と首位通過を決める一方で、本命と目されていたアルゼンチンがまさかの躓きで敗退の危機に瀕するなど、戦前の予想に反してかなり混沌としている。
そのなかで最終節に大一番を迎えるのが、「スーパーイーグルス」ことナイジェリアだ。
初戦のクロアチア戦では0-2と完封負けを喫したものの、続く第2節のアイスランド戦では持ち前のポテンシャルの高さを発揮して2-0と完勝。2位に浮上して、引き分け以上でグループ突破を決められる優位な状況となった。
そんなナイジェリアが相対するのがアルゼンチンだ。言わずと知れた南米の雄だが、今大会は絶不調。アイスランドとの大会初戦を1-1で引き分けると、クロアチアには0-3と惨敗。リオネル・メッシを擁する精鋭軍団は、窮地に立たされている。
このグループは2連勝のクロアチアが早々と首位通過を決める一方で、本命と目されていたアルゼンチンがまさかの躓きで敗退の危機に瀕するなど、戦前の予想に反してかなり混沌としている。
そのなかで最終節に大一番を迎えるのが、「スーパーイーグルス」ことナイジェリアだ。
初戦のクロアチア戦では0-2と完封負けを喫したものの、続く第2節のアイスランド戦では持ち前のポテンシャルの高さを発揮して2-0と完勝。2位に浮上して、引き分け以上でグループ突破を決められる優位な状況となった。
そんなナイジェリアが相対するのがアルゼンチンだ。言わずと知れた南米の雄だが、今大会は絶不調。アイスランドとの大会初戦を1-1で引き分けると、クロアチアには0-3と惨敗。リオネル・メッシを擁する精鋭軍団は、窮地に立たされている。
そんなアルゼンチンは、ナイジェリアにとっては因縁の相手でもある。1994年アメリカ大会での初対戦以来、W杯においては4度対戦しながらいずれも敗戦。つまり、今度の対決は"5度目の正直"ということになる。
前回大会に続く4度目の決勝トーナメント進出に向けて、ナイジェリアが越えなくてはならない壁は、決して低くはないが、政府も代表戦士たちを全力で後押しする構えだ。
アルゼンチン全国紙『Ole』によれば、ナイジェリアが勝利した場合、同国政府のブッコラ・サラキ上院議長は、選手一人あたり5万ドル(約550万円)の特別ボーナスを支給することを約束したという。
国からもサポートを約束されたことで、選手たちが燃えないはずがない。前日会見に登場したサイドバックのブライアン・イドゥは、「メッシの最後の試合にしてやろうと思ってる」と強く意気込んだ。
「誰もがメッシがどうなるかを気にしているのは分かっている。ただ、それは僕らにとってはどうでもいいことさ。彼らがどうなろうと関係ないし、重要なのは自分たちがどんなプレーをして、結果がどうなるかだ。僕らはそのために、激しいトレーニングで努力を重ねてきた。勝つことだけに集中しているよ」
因縁のアルゼンチン撃破、さらに悲願の決勝トーナメント進出へ燃えるナイジェリアは、国の期待に応えることができるのだろうか。