ケイスケ・ホンダが海外メディアに語った「本音」

2018年06月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「後悔はしたくない」と語る

コロンビア戦では後半に途中出場し、FW大迫勇也のゴールをアシストした。(C)Getty Images

 コロンビア戦で途中出場し、大迫の劇的ゴールを演出した本田圭佑が22日、メディアの取材に応じた。

 日本人記者からの質問と同様、海外の記者からの質問に英語で対応した。今回のワールドカップにどのような思いを持っているのかという問いかけに、決意を伺わせた。

「僕にとっては最後のワールドカップになると思う。知っての通り32歳になるし、(ワールドカップのスパンである)4年は長い。だからこそ、今持てる力をすべて注いでいる。チームメートと一緒に成功を掴みたい」

 発された言葉は真っすぐで明朗だった。ともすれば日本代表で"我の強さ"が取り上げられがちな本田だが、このインタビューには素直に答えていたのが印象的だ。

「子どもの頃からワールドカップに出ることが目標だった。幸いにも目標は達成して、今回は僕にとって3度目のワールドカップになった。32歳までこうして、晴れの舞台でサッカーができることに非常に喜びを感じている。だから、後悔はしたくない」

 セネガル戦のアフリカチーム攻略法についても、"本田流"の展望を語った。

「セネガルはこのグループで1番強いと思う。非常にタフな試合になるだろうし、僕らにミスは許されない。全員でこの試合に集中しなければいけないと思う。ただ、強い相手だけれど、サッカーは誰もが90分完璧にプレーできるわけではない。それは(セネガルの)彼らも同じ。例えば、アフリカのチームは2ndハーフでは集中力を切らす傾向にあると思う。セネガル戦は0-0で折り返すことができたら、それがベストかな」

 3度目のワールドカップ、そして本田にとっては最後になるかもしれないワールドカップだ。21日の練習では右太ももの打撲で別メニュー調整だったが、「両方打撲で、大したことないです」と語る。
 決勝トーナメントに進出をかけた決戦の日に向け、本田も並々ならぬ想いを燃やしているのだ。
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