「GKは狙いどころ」本田圭佑が公式インタビューでセネガル攻略法に言及【ロシアW杯】

2018年06月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「セットプレーがキーになるのは間違いないと思う」

FIFA公式インタビューで24日に対戦するセネガルについて語った本田。重視するセットプレーで躍動する姿が見られるか。写真:JMPA代表撮影(滝川敏之)

 日本代表の本田圭佑が6月21日、FIFA公式インタビューを受け、同24日に迫るセネガル戦などについて語った。

 19日に行なわれたコロンビア戦では、途中出場からわずか3分後、自らのCKで大迫勇也の決勝点をお膳立て。勝利に貢献したが、「本当に勝利をサポーターに捧げたいし、心からおめでとうと言いたい。僕らがうまくいっていなかった時もサポートしてくれていたし、なんとか少しでもいい想いをさせてあげたかった。少しでも僕がそれに貢献できたのは嬉しく思う」と、サポーターへの感謝を口にした。

 また、自らが絡んだ決勝点がセットプレーだったことに関して、「国際大会でビッグゲームになると、だいたい勝負を決する大事な得点というのは、セットプレーから決まることが多い。質の高いボールが蹴られる一方で(守備側は)集中が切れやすいというのもあるので」と、緊迫した一戦におけるセットプレーの重要性についても語った。

 そして、24日に行なわれるセネガル戦については、次のように語っている。
「特徴としては身体能力が高い。向こうの土俵で彼らのストロングポイントにつき合って試合をしてしまうと分が悪い。組織力という点では、アフリカの中では高いという印象はあるものの、90分の中で隙もあるかなと思っている」

 セネガルはポーランドとの初戦では、組織的なブロックを構築した堅い守りで終盤まで得点を与えず、逆に攻撃では躍動感溢れるカウンターを中心にゴールに迫り続けた。各メディアでも、セネガルの難攻不落ぶりが取り上げているが、本田は相手の守備にも付け入る隙はあると見ており、その最大のポイントとなるのがセットプレーだと考えているようだ。
 
「セットプレーを含めて、トリッキーなプレーをすれば引っ掛かるんじゃないかと思っているし、イメージとしてはキーパーも狙いどころかなと。セットプレーがキーになるのは間違いないと思う」

 セネガル戦をイメージするように、一つひとつ言葉を選びながら語った本田。コロンビア戦と同様に、自らの左足からゴールを演出することができるだろうか。
 
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