[ロシアW杯グループH] 日本２－１コロンビア／６月19日／モルドビア・アレーナ（サランスク）

　日本代表は６月19日、ロシア東部のサランスク、モルドビア・アレーナでワールドカップ初戦のコロンビア戦に臨み、２対１で競り勝った。

　左サイドハーフで先発した乾は香川真司や長友佑都と絡みながら攻撃を展開。しかし、前半の出来は今ひとつで、ボールロストをする場面も多く、思い通りのプレーはできなかったという。

「前半の個人の出来はチームに迷惑をかけた。反省して後半に入った。勝てたことは良かったと思うし、何が出来るのかを考えていたので」

　残り45分で挽回するための策を頭の中で巡らせていた乾は後半、得意のドリブルを駆使し、サイドから幾度もカットイン。フィニッシュに持ち込む回数も増え、らしさが随所に見られるようになった。

　コロンビア戦ではゴールに絡めなかったものの、ワールドカップの空気感を味わったアタッカーは小さくない手応えを掴んだようだ。24日のセネガル戦では、どのようなプレーを見せるのか。「この勝利を無駄にしないためにも、あとふたつ勝って予選を突破したい」と力を込めた乾は、次の試合で結果を残すつもりだ。

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