[ロシアW杯グループH] 日本２-１コロンビア／６月19日／モルドビア・アレーナ（サランスク）

　ロシア・ワールドカップは６月19日、ロシア東部のサランスク、モルドビア・アレーナで日本代表対コロンビア代表が行なわれ、日本が２対１で競り勝った。

　大事な初戦で日本に勝利をもたらしたのは１トップで先発出場を果たした大迫勇也だ。開始早々の３分に相手の背後へ上手く抜け出し、香川真司のPK獲得をお膳立て。そして、この試合最大のハイライトとなったのは、１-１で迎えた73分だ。

　本田圭佑の左CKに対して、ニアに走り込む。ここから見事なヘディングシュートをネットに突き刺し、チームに勝点３をもたらす値千金の決勝点を決めたのだ。

　試合後、フラッシュインタビューに応えた大迫は「昔からの夢が叶ったので、すごく嬉しかったです」と、興奮冷めやらぬ感じで試合を総括。そして、２点目の場面に関しては、「セットプレーは本当にたくさん練習をしていて、練習通りの形が出せたので本当にみんなの力だと思います」と狙い通りのパターンだったと振り返った。日本はロシアに入って以降、非公開練習でセットプレーのパターンを入念に確認。細かい擦り合わせが、この大一番で実を結んだ結果に大迫も胸を張った。
 
　４年前のワールドカップで敗れたコロンビアにリベンジを果たしたが、まだ終わりではない。グループステージはあと２試合残されている。24日のセネガル戦でも、「まだグループリーグ２試合があるので切り替えてやりたいと思います」と次の試合に向けて気を引き締めた大迫のハンパない一撃に期待したい。

【最新PHOTO】現地直送！ ロシアW杯を華やかに彩る「美しすぎる」「セクシーすぎる」美女サポーターたち

【データで見る】コロンビア×日本｜詳細マッチスタッツ