「そんなに苦しくはなかった」 ウルグアイの劇的勝利を A・マドリーのCBコンビが振り返る

2018年06月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「初戦はいつも難しい」(ゴディン)

好機を活かせなかったスアレス(9番)、カバーニ(左端)に代わり、ヒーローとなったヒメネス(右端)を、相棒のゴディン(3番)も祝福。 (C) Getty Images

【6月15日・エカテリンブルク|グループA エジプト 0-1 ウルグアイ】
 
 ボールを支配しながらも、エジプトの守備を崩せず、逆にカウンターで再三危険な場面を迎えるなど、試合終盤まで苦しんだウルグアイ。1970年メキシコ大会以来、W杯初戦での勝利がなく、"鬼門"が今回も彼らを苦しめたが、終了間際の89分に待望の瞬間は訪れた。
 
 CKで値千金のヘディングシュートを決めたのは、攻め上がってきたCBのホセ・ヒメネス。それまで、最終ラインで堅守を支えていたアトレティコ・マドリー所属の23歳が、大仕事を果たした。
 
 A・マドリーのCBといえば、チームの守備の要であるディエゴ・ゴディンの奮闘ぶりも忘れるわけにはいかない。エジプト戦ではヒメネスと最終ラインで奮闘するだけでなく、前に出て危険の芽を摘み続け、さらにドリブルで果敢に攻め上がり、好パスを通すなど、攻撃でも存在感を示した。
 
 攻守両面で勝利に大貢献を果たしたCBコンビのコメントは以下の通り。(『MARCA』より)
 
――◇――◇――
 
◇ホセ・ヒメネス
パト(C・サンチェス)がCKを蹴った後、自分がどうやってジャンプし、どうやってシュートを撃ったのか分からない。
 
とにかく、チームが重要な勝点3を手にするために、自分はあのシュートを絶対に決めなければならなかった。
 
 とても拮抗した試合となったが、そんなに苦しくはなかった。幾つか自分たちの短所が出たことで、とても悪いプレーをしたように見えるかもしれないけど……。
 
◇ディエゴ・ゴディン
 我々はエジプトという難しい相手に対し、素晴らしいレベルの、素晴らしい試合ができた。大会の初戦というものは、いつも難しいものだ。
 
 改善すべき点は幾つもあったが、今後、ミスを修正しながら、最初の目標であるグループステージ突破のためにハードワークを続けていきたい。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事