【天皇杯】前代未聞! 審判員のルール適用ミスでPK戦をやり直し! 名古屋-奈良クラブ戦から5日後の決定…

2018年06月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

担当審判員に明らかな競技規則の適用ミスがあったと発表

試合を終えて5日後。いったんはついた勝負が覆されることに。(C) J.LEAGUE PHOTOS

 日本サッカー協会は6月11日、同6日にパロマ瑞穂スタジアムで開催された天皇杯第98回全日本サッカー選手権大会の2回戦・名古屋グランパス対奈良クラブの試合において、次ラウンド進出チームの決定に直接影響を及ぼす、担当審判員の明らかな競技規則の適用ミスがあったことが確認されたと発表した。

 そのため、日本協会はこの事案についてIFAB(国際サッカー評議会)にも確認したうえで、11日に臨時の天皇杯実施委員会を開催。その結果、PK方式を一人目からやり直すことを決定するとした。

 6日に行なわれた名古屋対奈良クラブは、延長戦を戦い1対1でともに譲らず、PK方式では5対4でJFLの奈良クラブが制していた。JFLチームがJ1チームを倒すジャイアントキリングが演じられた試合となったが、試合から5日後の決定によって、いったんはついた決着は白紙に。勝負は、PK方式のやり直しに委ねられるという前代未聞の事態となった。
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