【ルヴァン杯】湘南が梅崎の2得点などで仙台に先勝!22年ぶりのリーグ杯8強入りへ前進

2018年06月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

梅崎がゴール前でしたたかに押し込み2ゴール!

2ゴールを決めた梅崎が勝利に大きく貢献した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグのルヴァンカップは6月2日、各地でプレーオフステージ第1戦の4試合を開催。Shonan BMWスタジアム平塚では、湘南ベルマーレ対ベガルタ仙台の一戦が行なわれ、ホームの湘南が3対0で勝利した。

 試合は立ち上がりから湘南が積極的な守備でペースを掴み、ショートカウンターで仙台を押し込む。そして15分、右サイドからのCKに岡本拓也が飛び込みヘディングシュート。これをゴール前で梅崎司が頭で押し込んで、湘南が先制した。

 その後も湘南が主導権を握り、仙台に付け入る隙を与えない。追加点は奪えなかったものの、前半は湘南が圧倒的に押し込んで1対0で終了した。

 後半に入ると、仙台もサイド攻撃を軸に反撃。両サイドから再三際どいクロスが入り、野津田岳人が鋭いミドルで狙うが、湘南も身体を張った守備で抵抗し、ゴールは許さない。

 すると71分、押し込まれていた湘南は表原玄太のカットインからチャンスを広げ、菊地俊介が強烈なミドルを放つ。これは相手GKに阻まれたものの、こぼれ球を再び梅崎が押し込み、貴重な追加点を挙げた。

 湘南は終盤、仙台の反撃を封殺し、後半アディショナルタイムには岡本が追加点を挙げ、3対0でタイムアップ。ホームでの第1戦をモノにした。湘南は、ベスト4に入った96年以来、22年ぶりの8強入りへ大きく前進した。

 一方、昨季4強の仙台は9日に行なわれるホームでの第2戦で、3点ビハインドから巻き返しを図る。
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