「この4年間ドイツで、フランスで磨きあげたものを」 W杯メンバー選出の酒井宏樹が全力プレーを約束!

2018年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

真っ先に綴ったのは「周囲への感謝」

2大会連続でのメンバー入りとなった酒井宏樹。4年間の成長の跡を、ロシアの地で見せてほしい。(C)SOCCER DIGEST

 5月31日、ロシア・ワールドカップ本大会に向けた日本代表メンバー23名が発表された。4年前のブラジル大会に続き、2大会連続のメンバー入りとなったDFの酒井宏樹が、所属事務所を通じて喜びのコメントを発表している。

 入団2年目のマルセイユで充実のシーズンを過ごした酒井は、「ワールドカップ日本代表のメンバーに選ばれ光栄に思います」と述べると、真っ先に周囲への感謝を綴った。

「家族や日頃から自分を応援し支えてくれている皆さまに感謝いたします」
 
 前回のブラジル大会は、日本を飛び出し、ドイツのブンデスリーガ(ハノーファー)で2年間の経験を積んで臨みながらも、本大会では一度も出場機会を与えられなかった。

 その悔しさをバネに、酒井はその後もドイツ(ハノーファー)で2年、フランス(マルセイユ)で2年の経験を積み、直近のシーズンでは、マルセイユのヨーロッパリーグ準優勝にも大きく貢献。それによって掴んだ自信は、本人のコメントからも十分に感じ取れる。

「2度目のワールドカップ。この4年間ドイツで、フランスで磨きあげたものをピッチの上でしっかり使い果たせるよう全力で戦ってきますので、応援宜しくお願い致します!」

 昨年10月に行なわれたリーグ・アンのパリ・サンジェルマン戦では、対峙するネイマールを無力化し、手厳しいことで知られるマルセイユ・サポーターのハートをがっちり掴むなど、欧州の地で一気に声価を高めている酒井。その自信を胸に、持ち前のエネルギッシュかつアグレッシブなプレーで大暴れしてほしいものだ。
 
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