「また来年も会おう」「ここは快適」C・ロナウド、CL優勝パレードでマドリー残留宣言!?

2018年05月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリディスタからの熱烈な「残留コール」を受けて…。

優勝パレードには晴れやかな表情で登場したC・ロナウド。本人の中では決断を下したのかもしれない。 (C) Getty Images

 欧州王者の絶対的エースの去就動向がせわしない。

 5月26日、レアル・マドリーはチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝でリバプールを3-1と撃破し、CL史上初となる大会3連覇の偉業を達成した。そんな試合後、メディアの話題をさらったのは、大黒柱クリスチアーノ・ロナウドの一言だった。

「今は楽しむ時だと思ってる。でも、僕は数日のうちにいつも近くにいてくれるファンに自分がどうするかの答を言うつもりだ。マドリーでは本当に色々な良いことがあったし、チームに居られて良かった。とにかく今はどの選手も将来について語るべきじゃないし、楽しむだけだ」

 CLのテレビ中継を行なっていた『beIN SPORTS』の直撃を受けての咄嗟の発言だったが、どこか晴れない表情を浮かべてのコメントだっただけに、各国メディアは一様に、「今シーズン限りでのマドリー退団を示唆するものだ」と報道し、これが瞬く間に広まって大騒動へと発展した。

 その発言から間もなくして渦中のC・ロナウドは、一転して残留を仄めかす発言を大勢のマドリディスタたちの前で宣言した。
 

 27日にマドリード市内で行なわれたCLの優勝パレードで、マイクを持ったC・ロナウドは、マドリディスタ(熱狂的なマドリーサポーター)たちから「残ってくれ」という熱烈なラブコールに応えた。

「みんな、ありがとう。来年に会おう! 僕はこの世界最大のクラブにいれることを誇りに思ってる。とても快適だし、こんな偉大な選手たちと勝ち続けるなんて普通は不可能だ」

 サポーターたちからセレモニーの最中には終始、残留コールを受けるなど、根強い支持があることを感じさせたC・ロナウド。過熱する退団の噂は杞憂に終わるのかもしれない。
 
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