日本戦に挑むガーナ代表がメンバー発表! アユーら主力を外して将来を見据えた若手中心の構成に

2018年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

注目はアトレティコで活躍するハードワーカー。

パーテイはアトレティコでディエゴ・シメオネの薫陶を受け、ボール奪取能力に磨きをかけている手強い存在だ。 (C) Getty Images

 現地時間5月20日、ガーナ・サッカー連盟は、今月30日の日本戦と、来月7日に予定されているアイスランド戦に向けた21人のメンバーを発表した。

 ロシア・ワールドカップ出場を逃し、すでに4年後に向けた戦いを進めているガーナ。今回のメンバー選考もそうした意図が明確に表れている。

 代表82キャップを数えるベテランCBのジョナサン・メンサー(コロンバス・クルー)や、プレミアリーグで活躍するアンドレ・アユー(スウォンジー)、クリスティアン・アツ(ニューカッスル)、そして絶対的エースのアサモア・ギャン(カイセルリゼスポル)らを外し、23歳以下の選手たちを多く招集している。

 その一方で、アトレティコ・マドリーでディエゴ・シメオネの薫陶を受けるハードワーカーのトーマス・パーテイや、推進力に優れ、アラベスで「暴れ馬」の異名を取るワカソ・ムバラク、さらにセリエAのトリノで研鑽を積んでいるMFアフリーエ・アクアーなど、中盤にはタレント陣が顔を揃えている。とりわけ前述の3人は要警戒したいところだ。

 大半の選手がヨーロッパでのシーズンを終えた直後の来日とあって、コンディション面にいささかの不安はあるガーナだが、代表でのサバイバル的な意味合いもあり、モチベーションは高そうだ。

 ガーナ代表の親善試合に向けたメンバー21人は以下の通り。
 

【GK】
リチャード・オフォリ(マリッツブルグ・ユナイテッド/南アフリカ)
ローレンス・アティ=ジジ(ソショー/フランス2部)

【DF】
ルマー・アグベニュー(スポルティング/ポルトガル)
ラシド・スマリア(アル・ガラファ/カタール)
ジョセフ・アッタマー(イスタンブール・バシャクシェヒル/トルコ)
ニコラス・オポク(クラブ・アフリカン/チュニジア)
アンディー・イアダム(レディング/イングランド2部)
カシム・ヌフ(ヤングボーイズ/スイス)

【MF】
ワカソ・ムバラク(アラベス/スペイン)
アフリーエ・アクアー(トリノ/イタリア)
アルバート・アドマー(アストン・ビラ/イングランド2部)
トーマス・パーテイ(A・マドリー/スペイン)
トーマス・アジェポン(NACブレダ/オランダ)
イサアク・サッケイ(アランヤスポル/トルコ)
エドウィン・ギャシ(CSKAソフィア/ブルガリア)
ナナ・アンポマー(ワースラント=ベベレン/ベルギー)

【FW】
フランク・アチェンポン(天津泰達/中国)
リッチモンド・ボアキエ(江蘇蘇寧/中国)
ラファエル・ダメナ(チューリヒ/スイス)
エマニュエル・ボアテング(レバンテ/スペイン)
クワシ・オケレ・リート(バイエルン/ドイツ)

【監督】
クウェシ・アッピアー(ガーナ国籍)
 
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