途中出場の4分後に決めたスーパーゴラッソ
鮮烈ゴールを決めたブファル(19番)を吉田(3番)が称える。モロッコ代表MFが決めた華麗な独走弾が今季の“プレミアベスト”に選ばれた。(C)Getty Images
数多のドラマを生んで幕を閉じた2017-18シーズンのプレミアリーグ。ファンのハートを打つファインゴールが続々と飛び出したが、そのナンバー1となる「ゴール・オブ・ザ・シーズン」が決定した。
リーグスポンサーでビール会社『CARLING』が毎月選出していた月間最優秀ゴールから、栄えあるベストに輝いたのは、モハメド・サラーでもハリー・ケインでもセルヒオ・アグレロでもなく……。日本代表DF吉田麻也の同僚、ソフィアンヌ・ブファルが決めた60メートル独走弾だ。
入団2年目のモロッコ代表アタッカーが魅せたのは、2017年10月21日の9節WBA戦。0-0で迎えた85分だった。その4分前に攻撃の切り札として投入されたブファルは、自陣中央で複数の敵に囲まれてボールをキープ。素早く前を向くと、広大に広がるスペースに向けて自慢のドリブルを開始する。するすると2人、3人とかわしてバイタルエリアに持ち込み、最後は狙い澄ました右足のコントロールショットで決勝点を挙げたのだ。
リーグスポンサーでビール会社『CARLING』が毎月選出していた月間最優秀ゴールから、栄えあるベストに輝いたのは、モハメド・サラーでもハリー・ケインでもセルヒオ・アグレロでもなく……。日本代表DF吉田麻也の同僚、ソフィアンヌ・ブファルが決めた60メートル独走弾だ。
入団2年目のモロッコ代表アタッカーが魅せたのは、2017年10月21日の9節WBA戦。0-0で迎えた85分だった。その4分前に攻撃の切り札として投入されたブファルは、自陣中央で複数の敵に囲まれてボールをキープ。素早く前を向くと、広大に広がるスペースに向けて自慢のドリブルを開始する。するすると2人、3人とかわしてバイタルエリアに持ち込み、最後は狙い澄ました右足のコントロールショットで決勝点を挙げたのだ。
ゴールの質、シチュエーション、ゲームにおける重要性、途中出場での決勝点とあらゆる要素を網羅した、文字通りの鮮烈弾。今シーズンは結果的に26試合出場で2得点・2アシストという結果に終わったブファルだが、与えたインパクトは特大だった。公式ツイッターとインスタグラムにはファンからの書き込みが相次ぎ、「やっぱりこれだったか」「衝撃のソロプレーだ」「ブファルは一気にその名を世界に知らしめた」と賛辞のメッセージが寄せられた。
最後まで残留争いの渦中にあったサウサンプトン。振り返ればこのゴラッソは貴重な3ポイントをもたらしたという意味でも、プライスレスな一撃となった。
最後まで残留争いの渦中にあったサウサンプトン。振り返ればこのゴラッソは貴重な3ポイントをもたらしたという意味でも、プライスレスな一撃となった。