仙台が敵地で鹿島を撃破! 開始2分に石原直樹が豪快なダイビングヘッドで先制弾!!

2018年05月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半いいところのなかった鹿島は3バックにシステム変更するも…

仙台は石原が開始2分に先制弾。写真:徳原隆元

 J1リーグは5月20日、各地で15節の6試合を開催。県立カシマサッカースタジアムでは、鹿島アントラーズ対ベガルタ仙台の一戦が行なわれ、アウェーの仙台が2対1で競り勝った。

 試合は立ち上がりの2分にいきなり均衡が崩れる。敵陣に押し込んだ仙台が左サイドへ展開すると、パスを受けた関口訓充が右足でインスイングの鋭いクロスを入れる。これをニアサイドに入り込んだ石原直樹がダイビングヘッドでゴールに叩き込んだ。仙台が先制する。

 仙台はその後も高い位置からの積極的な守備と安定したポゼッションで主導権を握る。一方の鹿島は反撃の糸口を掴めないまま前半を終えた。
 
 後半、鹿島はスタートから二人を交代。MF小笠原満男に代えてDF犬飼智也を、MF中村充孝に代えて鈴木優磨を投入して、4バックから3バックにシフトチェンジした。

 すると中盤に厚みを増した鹿島は徐々にペースを握り返し、ゴール前のシーンも増えていく。ただし、スコアを動かしたのはまたも仙台。65分、カウンターから押し返した仙台はCKを獲得。奥埜博亮のキックに対して、ニアサイドで大岩一貴がすらすと、ゴール前の板倉滉が頭で押し込んだ。仙台がリードを2点に広げる。

 鹿島は再三ゴール前に押し込むものの、なかなか得点を奪い切れない時間帯が続いたが、ついに85分、ゴール前で安部裕葵が落としたボールを鈴木が押し込んで1点差に。

 その後は鹿島が怒涛の攻撃を継続するが、仙台が身体を張った守備でゴールを割らせず、試合は2対1でタイムアップ。仙台が敵地で鹿島を撃破した。

 勝利を収めた仙台は勝点を22に伸ばして暫定6位に浮上。一方の鹿島は同18にとどまっている。

【鹿島 1-2 仙台 PHOTO】仙台のカウンターサッカーが炸裂。敵地で完勝を収める
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