日本代表、長友佑都がキャリア初のリーグ優勝! ガラタサライは3季ぶり21回目の戴冠

2018年05月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

まさに有終の美! 鋭いクサビのパスで決勝PKを呼び込む

日本代表への合流を前に嬉しい栄冠を手にした長友(右から2人目)。今季の欧州組で唯一のトップリーグ制覇だ(写真は公式ツイッターより)。

 現地時間の5月19日、トルコ・シュペルリギは最終節を迎え、敵地でのギュズテペ戦を1-0でモノにしたガラタサライが3シーズンぶり21回目のリーグ優勝を飾った。
 
 日本代表DFの長友佑都は1月末の入団から15戦連続のスタメン出場。序盤からエネルギッシュに左サイドを上下動し、引き分けでも戴冠が決まる大一番で存在を示した。
 
 ハイライトが訪れたのは77分だ。左サイドから中央へ軽く持ち出した長友は、ペナルティーエリア内のFWバフェティンビ・ゴミスに鋭いクサビのパスを送る。このボールを巧みに処理して前に抜け出そうとしたエースが倒され、ガラタサライはPKを獲得。ゴメス自身がこれを豪快に蹴り込み、決勝点とした。

 
 FC東京、チェゼーナ、インテル、そしてガラタサライと渡り歩いてきたプロキャリアにおいて、長友がリーグタイトルを獲得するのは今回が初だ。2017-18シーズンを戦った日本代表の海外組でも唯一のリーグ制覇達成者となった。
 
 インテルからのレンタル期間は今シーズンいっぱいで満了となる。クラブ側も長友も買い取りでの完全移籍を希望しており、まだ金銭面で折り合いが付いていないが、両クラブともロシア・ワールドカップの開幕までには結論を出したい考えだ。
 
 日本代表への合流を前に"自身初"の栄誉を手にした長友。最高の景気づけとなったはずだ。
 

次ページ【動画】長友佑都が15戦連続スタメンで決勝PKを導く絶妙パス!

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